こどもでも運転できるトヨタのコンセプトカー「カマッテ」
ドライブ中にクルマという狭い空間の中ででおとなしくしていることほど子どもにとって退屈なことはありません。トヨタから、親子で一緒に運転したり、いじったりできるようになるというコンセプトカーである電気自動車「Camatte(カマッテ)」が「東京おもちゃショー2012」に出展されていました。できるだけシンプルな構造にすることにより、子どもでもいじったり、運転したりできるようなクルマだとのことです。
「東京おもちゃショー2012」に親子で楽しむコンセプトカー「Camatte」を出展
東京おもちゃショー2012の「キッズライフゾーン」というコーナーにあります。
こちらが「Camatte そら」。「カマッテ」というのは「人にかまって。クルマにかまって。」の意だそうです。全長2.7メートル、全幅1.3メートル、全高1.2メートル。
ライト部分が目のようになっていて、顔のよう。
後ろ側はこんな感じ。
クルマの各パーツは緑色のネジで取り付けられています。
ボンネット部分もネジで装着。
手で回せば簡単に外せるようになっていて、各パーツを気軽に交換できるようにして、いじって遊べるようになっている、というわけです。このように構造をシンプルにすることにより、子どもが自分で触れて体でクルマの仕組みを理解できるように考えているとのこと。
例えば、パーツを交換することでこのようなクルマにすることも可能。自分の手でいじって、オープンカーやオフロードカーにすることもできるようになるそうです。
ネジを回しながらクルマの上部を持ち上げると……
こんな感じにオープン。
横から見るとこうなっています。
こちらにも緑色のネジが見えます。
クルマの外側だけでなく内側もいろいろとカスタマイズできます。
運転席部分の構造も非常にシンプルになっており、子どもでも運転できるように考えているとのこと。もちろん公道での運転は無理なので、カート場での走行などが想定されています。
実際に人が乗ってみるとこんな感じで、3人まで乗車可能。
大人3人が乗ると窮屈そうですが、各シートの間隔を狭めて密着感を高め、親子でコミュニケーションをとりながらドライブを楽しめるような空間を実現しているそうです。そのために運転している子どもに対して後部座席からアドバイスもしやすくなっています。
子どもにとってドライブ中にジッとしていることほど退屈なことはありませんが、このクルマがあればそんな心配はなさそうです。
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in 取材, 乗り物, Posted by darkhorse_log
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