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7つのレースの1着を当てる「七重勝単勝式馬券」が佐賀競馬で5月スタート

by w4nd3rl0st (InspiredinDesMoines)

馬券(勝馬投票券)はほとんどが1つのレースの結果を予想するものですが、1日のレースのうち7つのレースで1着になる馬を当てるという「七重勝単勝式馬券」が、5月12日から佐賀競馬で導入されます。

緑に囲まれたレジャー施設:佐賀競馬(さがけいば)|佐賀県鳥栖市
http://www.sagakeiba.net/



競馬にはJRA(日本中央競馬会)が主催する「中央競馬」と地方公共団体が主催する「地方競馬」の2種類があります。

地方競馬は、かつては北海道から鹿児島県まで日本全国100カ所弱で開催されていて、地方競馬のほかに競輪、BOAT RACE(競艇)、オートレースの4つが公営競技として地方自治体の収入源になってきました。しかし、入場者数の減少と売上の低迷などの理由によって多くの地方競馬はすでに休止・廃止となっており、現在は全国16カ所で開催されています。

佐賀県と鳥栖市で作っている佐賀県競馬組合が主催し、鳥栖市にある佐賀競馬場で開催されているのが佐賀競馬です。

by fui

馬券には種類がいろいろとありますが、基本は1着馬を予想する「単勝」、3着以内(レースに出る馬が5~7頭の場合は2着以内)を予想する「複勝」、複数の馬の順位を着順通りに予想する「連勝単式」、複数の馬の順位を順不同で予想する「連勝複式」、複数レースの結果を予想する「重勝式」の5種類に大別できます。

競馬で導入されている重勝式の場合は重勝単勝式と呼ばれ、「単勝」を複数レース分予想するというもの。中央競馬でも2011年4月からWIN5という名前で導入されており、佐賀競馬では2010年からこのWIN5と同じ五重勝単勝式が発売されています。

今回導入されるのは、7つのレースで1着になる馬を当てる「七重勝単勝式」。佐賀競馬が構造改革特区に認定されたことから、特例措置として販売が認められることになりました。


重勝式は上記の通り、複数のレースの1着を当てなければいけないため予想が難しくなりますが、的中者がいなかった場合には払い戻しの対象額が持ち越しになるキャリーオーバーが適用されるため、配当金が高額になることが期待できます。キャリーオーバー発生時の最大払戻金額は2億円。

売上低迷に悩む地方競馬では、この重勝式馬券を「宝くじ」のような形でヒットさせたいという思いがあります。WIN5は予想を上回る売り上げとなりましたが、地方の救世主となるのでしょうか。

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in メモ, Posted by logc_nt

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