写真の周辺光量不足を自動で補正する無料ソフト「Vignetting Reducer」

カメラで写真を撮影した際に画像の四隅がうっすらと暗くなってしまうのが「周辺光量不足」という現象。広角レンズを搭載したコンデジなどではよくお目にかかる状態で、ある意味写真の「味」ともいえなくもないのですが、基本的には写真全体が明るく写っているほうが見やすいのは事実。
しかし、明るいレンズは値段が張るし、後からソフトウェアで補正しようとしても画面の一部を明るくするのはなかなか面倒くさいもの。というわけで、なんとか簡単に周辺光量不足になってしまった写真を補正できないものかといろいろ探してみたところ無料ソフトの「Vignetting Reducer」が簡単かつ正確に補正できて便利そうなので、インストールして使い勝手を試してみることにしました。
◆インストール編
まずはインストーラーをMarek Jablonski氏のページからダウンロード。

ダウンロードしたインストーラーを起動

「Next」をクリック

「Install」をクリック

「Close」をクリックすればインストールは終了

◆使ってみた
デスクトップのアイコンをクリックしてソフトを起動します。

「Load Image」をクリック

補正したいファイルを選んで「開く」をクリック

「Load Mask」をクリックすると自動で補正がかかるので、後はスライダーを動かしながら好みの補正具合を選びます。なお、補正の効き具合はリアルタイムでプレビュー可能。

実際に補正した結果は以下の写真で見られます。
以下は補正前の画像。写真の四隅、赤矢印の先の部分がうっすらと影のように暗くなっています。

補正後はこんな感じ。影が消えて画像全体がほぼ均等に明るくなっています。

別の写真を補正した結果は以下の通り。

補正前。

補正後。

無料でサクっと修正できるので、せっかく撮った写真が周辺光量不足で見栄えがしないという場合の修正手段としておすすめです。
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in レビュー, ソフトウェア, Posted by darkhorse_log
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