レビュー

数分・数百m以内にツイートした見知らぬ2人の位置をリアルタイムに地図表示するフリーソフト「TwitterNeighbor」


「本ソフトウェアを通して位置情報付きツイートの興味深さ、危険性について広く認識していただけると幸いです」という作者コメントが示すように、近くにいるTwitterユーザー同士をリアルタイムに探し出してGoogleマップ上に見やすく表示してくれる「隣接ユーザ表示機能」や、自分のアカウントで位置情報付きツイートをして近くにほかのユーザーがいる場合に通知してくれる「自分の隣接ユーザ通知機能」といったことをして見せてくれるフリーソフトが「TwitterNeighbor」です。

TwitterNeighbor - zuhito
http://www.zuhito.com/software/neighbor

このページからダウンロードしたZIPファイルをExplzhなどで解凍し、実行ファイルをクリックすれば起動し、「了解」をクリック


自分のTwitterアカウントのユーザー名とパスワードを入力して「連携アプリを認証」をクリック


表示される番号をメモします


ソフトの方ではこのようなウインドウが起動時に表示されるので、先ほどメモした番号を入力し、「了解」をクリック


作者をフォローするかどうかを選びます


するとこのようにして起動し、自動的に位置情報付きツイートをしているユーザーを探し始めます


放置しておくとどんどん情報が表示されていきます。たとえばこの場合、2人の距離は171メートル、時間差は6秒。実際にユーザー名も表示されるので、何のツイートをしているかを確認することも可能です。


この2人が159メートル差で3分以内、片方はホテルの中、もう一方は駅の中なので、近くにいるように見えますが実際に視認することはほぼ不可能


307メートル差で1分以内。位置的に考えてダッシュすれば発見できるかもしれず。


316メートル差で1分以内


161メートル差で2分以内、駅とビルなのでこれも遭遇は不可能


この2人は1メートル差で31秒以内、どう見ても二人でそろって歩いているので問題なし


196メートル差で4分以内


121メートル差で4分以内、この2人はマジですれ違っていた模様、当然2人の間には何の関係もありません、偶然です


70メートル差で4分以内、これも偶然、見知らぬユーザー同士がすれ違っている、という状態


16メートル差で2分以内、見知らぬユーザー同士が位置情報付きツイートを送信し、しかもお互いに面識はない状態、偶然のすれ違い


145メートル差で18秒以内、駅とその外側なのでこれは遭遇は無理


これは87メートル差で41秒以内、かなり近くをお互いにウロウロしており、見知らぬ2人が遭遇する可能性大


実際に動いている様子をソフト作者がYouTubeにアップロードしており、以下のような感じです。

TwitterNeighbor - YouTube


必要の無いときには位置情報を付けないようにしておかないと、「自宅なう!」と安易につぶやくと自宅住所がモロバレする可能性もある、というわけです。

位置情報付きツイートをする際には気をつけましょう、としか言いようがありません……。

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in レビュー,   ソフトウェア,   動画, Posted by darkhorse

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