熱いコーヒーを適温のまま維持して保温する「Coffee Joulies」セット
『猫舌のブラック党に朗報、やけどしそうなコーヒーに入れるとちょうどいい温度まで冷まして保温してくれる「Coffee Joulies」』という記事を書いて注文して待つこと7ヶ月、ついに本日、実物が届いたので早速使ってみました。
Coffee Joulies - Welcome
http://www.joulies.com/
これが届いたブツを収めた段ボール箱、表面の英字の羅列が「海外からはるばるやって来ました」という感じ
開封の儀
これはギフトパックで、左端にあるのが保温タンブラー、真ん中の5つがCoffee Joulies、そして右端がポーチ。全部で100ドル(約7690円)です。送料は10ドル(約769円)でした。
仕組みとしてはこの最上級ステンレス鋼製のCoffee Jouliesの中に閉じ込められたPCM(Phase change material:相変化物質のこと、「エコカイロ」などと呼ばれる繰り返し使えるカイロや保冷剤・保温剤などに使われている物質)によってコーヒーを約55~60度に長時間保つことができる、とのこと。
かなりきれいなステンレスの輝き。銀器生産で培われた技術を駆使しているため、半永久的に使用可能。食卓用のナイフと同じぐらいもつそうです。また、万が一中身のPCMが漏れ出しても、食用なので大丈夫、食器洗い機に入れても問題ないそうです。
逆向きにするとつるつるしていて、なめらかな触り心地。手のひらでころころしているだけでも飽きません。
このロゴ入りのタンブラーを使うと、ちょうどいい効果が期待できるとのこと
このようにして保温効果を出すためにフタの部分が工夫されています
ティーバッグをぶら下げることも可能
内部もつやつやりん
中にコーヒーを入れてフタをねじ込んできっちりとはめればOK。この上のボタンを押すと、注ぐことが可能になる、というわけ。
熱いコーヒーを入れる前に先ほどのCoffee Jouliesを5つほど入れておけば、ちょうどいい温度で長時間保温されるよ、というわけ。1粒で大体150ccほどのコーヒーを適温に保つことが可能で、状況によって入れる数を操作すればOK。
このポーチに入れて持ち運んだり、収納することも可能
5つ全部入れて手に持つとこんな感じ
それにしても実に美しい
1粒の大きさはこんな感じ、誤飲するほど小さいわけではなく、かといってマグカップなどに入らないほど大きいというわけでもない
大体5センチほどです
重さは1つ31グラムほど。見かけよりはずっと軽いです。
実際にブラックコーヒーを入れて飲んでみることに。事前にカップの中に入れておきます。
今回はスターバックスのブレックファーストブレンドを使うことにしました
ポットの都合上、98度のお湯を注ぎます
なんだかコーヒーの底できらめくCoffee Jouliesが神秘的
上から見るとこうなります。なんというか、非常に雰囲気があります。
温度はあっという間に下がっていき、室温20度程度の部屋の中で大体50度~48度を維持していました。冷ますだけでなく、吸収した熱をさらに放出して一定の温度を保つというのがポイント。保温マグカップなどと併用すれば60度近い温度をキープし続けることも可能です。氷と違って味が薄くならず、しかもあっという間に適温にしてくれるので、意外に便利。コーヒーに限らず、紅茶・ホットチョコレート・スープなど、何にでも使用可能というのもナイス。
アツアツが好きな人には存在する価値の分からない商品かもしれませんが、私は猫舌なので、これがちょうどいい温度。コーヒーを入れてすぐに一気にぐいっといけました。今まで「くっ!このコーヒーはブラックの方が美味しいはず、でも熱すぎて飲めない……冷めるまで待つか」(3分後)「アチッ!まだだな……」(さらに15分後)「忘れてたぁぁぁぁ、冷ましすぎたぁぁぁぁ、ウワァァァーッ!」という悲劇を繰り返していた人にはぴったりです。
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