トンネルに挟まれた静かな由岐駅に唸りを上げて特急「むろと」が到着
徳島から阿南、牟岐を通り海部までを結んでいるのがJR牟岐線です。「鮑の市」が行われている場所はちょうど牟岐線由岐駅に隣接した場所、ということで、由岐駅周辺をじっくりと見て回ってみました。
前後をトンネルに挟まれた二面二線のローカルな駅ですが、特急「むろと」が停車する姿が見られました。
詳細は以下から。
朝はあわび汁のために行列ができていた建物。
これは「ぽっぽマリン ふれあいホール」であり、JR由岐駅でもあります。
その状況からわかるように、平成22年8月31日をもって無人駅となっています。
改札口。
海部方面へは1日15本、徳島方面へは1日16本の列車が出ています。
16時21分着の牟岐行き(時刻表では海部行き)は16時37分まで16分間停車するようです。
自動券売機。
初乗り運賃は160円、徳島までは920円。赤文字は特急券の料金です。
由岐駅のホーム全景。左側が高松・徳島方面行き、右側が牟岐・海部方面行きのホームです。
海部方面行きホームの裏手には今は使われていない側線が。
単線のトンネルが山の中へと続いています。
振り返って、海部方面を見てみます。
こちらもトンネルが見えています。
駅名標はかなり新しいもので、駅番号も入っています。ちなみに、海部方面の隣駅は木岐駅となっていますが、海水浴シーズンの臨時駅として田井ノ浜駅が設けられています。
まもなく列車が来るようです、踏切が鳴り始めました。
YouTube - 特急むろと1号 由岐駅到着
やってきたのは牟岐行きの特急むろと1号でした。
1号車が指定席・一部自由席、2号車が自由席となっていました。いずれも禁煙車両です。
1分弱の停車ののち、エンジンのうなりを上げて次の停車駅・日和佐へと走り去っていく「むろと」。
海部側のトンネルを見える位置まで移動してみました。それほど長いトンネルではないようです。
向こうからやってきたのは……
JR四国1500形気動車です。
ちょうど由岐駅では牟岐行きのJR四国1200形気動車が停車しており、並ぶ姿が見られました。
由岐地区は室戸阿南海岸国定公園に面しており、海水が非常にきれいなので、海産物が好きな人や海水浴・サーフィン好きな人はぜひ一度足を運んでみて下さい。
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