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大学の授業料が安くハイレベルな教育が受けられる7つの国々

by mprove

日本での小学校から大学卒業までにかかる教育費は内閣府の調査によれば528万円と試算されていますが、大学の授業料は国立で年間約50万円、私立では約80万円と、決して安いとは言えないものとなっています。

これに対して、ドイツやフランスでは高等教育の無償化が推進されており、大学での授業料も国立大学であれば年間数万円レベルと、極めて安くなっています。国によって大きく変わる大学の授業料ですが、授業料が安く、かつ高い教育レベルが望める国というとどんなところになるのでしょうか。


詳細は以下から。7 Countries Where Graduate School Is a Fraction of US Costs

◆スペイン

バルセロナ大学は年間約2000ドル(約17万円)で大学に通うことができるというちょっと信じられないようなリーズナブルさ。ランクとしては、イベロアメリカに存在する大学の中ではベスト3に入り、スペイン国内ではマドリード大学には及びませんが、その差も大きく離されているわけではないそうです。芸術学部や文献学部、地理・歴史学部などの人文諸学から、法学部、経営学部、理数系の学部では医学部、薬学部をはじめ物理学部、化学部などを備えた、1450年創立の歴史ある総合大学です。

◆フランス


フランスの高等師範学校と言えば、フランス文学などに親しんだ人なら一度はあこがれたことがあるかも知れません。世界の大学の中でもトップ28に名を連ね、ジャン=ポール・サルトルミシェル・フーコーロマン・ロランアンドレ・ヴェイユなど名だたる学者たちを輩出した名門大学で学ぶために必要な授業料は、海外からの留学生向けの大学院であればなんと年間190ユーロ(約2万3000円)とのこと。

◆スウェーデン


ウプサラ大学ではなんと大学院の授業料は無料。1477年に設立された北欧では最古の大学であり、数々のノーベル賞受賞者を輩出した名門でもあります。他のスウェーデンの大学とは異なり、ウプサラ大学では英語でも入学関係資料を提供しており、広く世界から学生を募集しています。

◆ドイツ

ドイツでは多くの高ランクの大学で年間100ユーロ(約1万2000円)~500ユーロ(約6万円)の授業料となっています。当然ながらドイツ語の技能が求められる大学が多いですが、ベルリン自由大学では英語での単位取得も可能とのこと。

◆シンガポール


安い学費と高レベルの教育を求めてアジアの学生たちが集うシンガポールでは、シンガポール国立大学が海外からの大学院への留学生向けに年間約4000ドル(約33万円)の授業料を設定しています。ランクとしては世界の中でもトップ30に位置している高い教育レベルに加え、シンガポールはアジア文化のメルティングポットとなっており、アジア各国から集まった学生たちとの交流も大きな魅力となっています。休日にはタイのビーチで遊ぶことができるというのも高ポイント。

◆メキシコ

メキシコでは、北米の大学に負けじとするメキシコ国立大学(UNAM)が、年間約1000ドル(約8万4000円)で学生を受け入れています。メキシコ国立大学はラテンアメリカの中で最高レベルの教育水準を誇り、スペイン語圏の教育機関の中でも最重要の学府として知られています。

◆南アフリカ


南アフリカではアパルトヘイト撤廃後、個人と学問の自由の確保を推進し、ケープタウン大学ヨハネスブルグ大学は世界的にも高い評価を受けるに至っています。これらの大学に海外から留学する場合、授業料は約4000ドル(約33万円)程度。また、南アフリカではヨーロッパ各国と比べて生活費も安く抑えられる点も魅力です。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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