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輝く笑顔の「ミス刑務所」は19歳の美人殺人犯、終身刑で服役中


ブラジルの刑務所で先日開催されたミスコンで、殺人罪により終身刑に服している19歳の受刑者が、美人ぞろいの出場者たちによる熱戦を勝ち抜き見事「Miss Jail(ミス刑務所)」に輝きました。

ほかの有名ミスコンの勝者とは異なり、キャンペーンで世界各地を飛び回るというわけにはいきませんが、ミスや準ミスに選ばれた受刑者たちは、賞金や職業訓練などの副賞を手にしたそうです。


詳細は以下から。Beauty contest behind bars in Brazil | Orange UK

ブラジル・ペルナンブーコ州の女性受刑者たちが出場した第1回「ミス刑務所」コンテストは、受刑者たちの社会復帰を支援する試みとしてブラジルのMinistry of Social Development and Human Rights(社会開発・人権庁)の主催で行われました。

地元の軍警察本部の将校クラブで開催された決勝戦では、ペルナンブーコ州各地の刑事施設から12名の美女たちが集い、美ぼうや一般常識、服役中の模範的ふるまいの記録などを審査されたそうです。

見事「ミス刑務所」に輝いたのは19歳のRebecca Rhaysa Suelen Guedesinさん(右から2人目)。殺人罪で終身刑を受けていて、レシフェ刑務所で服役中とのことです。


「収容者のみんなや看守たちに応援されて、本当にわくわくする体験でした。悲しいことに明日からは、ドレスを返していつもの刑務所の生活に戻ります」とGuedesinさんは語っています。殺人については否定しているようで、「近いうちに上訴の予定です。わたしは誰も殺したことはないので、早く普通の生活に戻れるよう願っています。きれいだと思われるのは光栄なことだけど、今は彼氏はいません。ここから出ることに集中しているんです」とも述べています。

Guedesinさんは「ミス刑務所」の副賞として特別な職業訓練を受ける機会を与えられたほか、約5万5000円の賞金も手にしています。賞金は刑務所内の口座に振り込まれ、身の回り品の購入などに使うことができるそうです。準ミスに選ばれたArk D'Juanaさんは約4万2000円、3位のInabel Priscila dos Prazeresさんは約2万1000円の賞金を手にしました。

ミスコンを主催した担当省庁の職員は、「刑務所での生活は楽しみがなく灰色の日々となりがちです。このイベントは彼女たちに目標を与え、単調な生活の中で特別な何かとなるでしょう」と語っています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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