排水溝のそろばんや地面から生えるカメラなど、道路を使ったクリエイティブな広告20個
屋外広告といえば、看板やラッピングバスなどが思い浮かびますが、時には道路にそのまま細工を加えて広告にしてしまうこともあるようです。
中でも、斬新なアイデアで道路の特徴を生かしたものや、ちょっとやりすぎてしまった道路広告20個は以下から。20 Cool And Creative Street ideas | Bored Panda
アムネスティ・インターナショナルが展開した広告で、マンホールの中の男性は「何千人もの人々が、自らの信念のためにこれ以上に悲惨な場所に囚われています」と書かれた紙を持っています。代理店はTBWA Poland。
オーストラリアで展開された、タバコの吸殻のポイ捨てを防止するための、吸殻は吸殻入れに入れましょうというメッセージの広告。
中国の地方都市ではいまだにマンホールの蓋の盗難による事故があるようで、事故防止のため、蓋が盗まれているマンホールを報告してくださいという広告。
世界的なコンドームメーカーDurexの広告。
Durexはイギリスを中心に展開するコンドームメーカーで、世界市場のシェアで約4分の1を占める超大手メーカー。この広告は、ベルギーのいくつかの都市で展開され、道路の敷石にコンドームの絵が描かれたそうです。
オランダのDrachtenという都市に突如出現した真っ青な道路。
近くで見るとただ青く塗られただけのように見えますが、俯瞰写真を見ると、町の中央に川ができているように見えます。
Drachtenという町は、かつて町の中心部に水路があり、ボートで移動することができたそうですが、産業の発展や道路のスペース確保のために舗装されてしまったとのこと。この広告はかつてそこに水路があったということを表現しているとのこと。2000年代に入ってから町の再構築が行われ、今では町に水が戻ってきているそうです。
スイスで展開された広告。代理店はTBWA Switzerland。
東名阪と九州地区で展開しているコンビニエンスプリントショップのキンコーズ。
この横断歩道を巨大修正液で塗ったかのような広告はアメリカで展開されたそうです。代理店はBBDO。
児童の教育支援団体Aseemaの広告。道路のそろばんで子供たちが遊んでいます。そろばんには「Make every child count.(すべての子供たちが計算できるように)」というメッセージが書かれています。
横断歩道を五線譜に見立てた広告。
ポルトガルの市民団体ACA-Mの広告で、白文字で交通事故の犠牲者の名前が描かれているようです。
南アフリカの観光協会のアイデアで、横断歩道がシマウマの模様のようにデザインされています。
立体的に見えるだまし絵を道路に描いたJulian Beeverの3D広告。彼はほかにも色々な作品を展開しているようです。
歯科矯正に関する広告。手前の看板が矯正前、実際の横断歩道が矯正後ということでしょうか。
インドの理髪店による広告。
ブラジルのクリティバ市で展開された広告。横断歩道がバーコードに。
「バーベキューするなら電話してね」という広告。
排水溝にバーベキュー用品を置いただけで簡単に実現している、面白い発想の広告ですが、イメージ的に焼く場所がちょっといただけない感じ。
画像を見ただけで背筋が寒くなるようなシチュエーションです。
と思ったら、実は小さな段差の下に描かれただまし絵でした。
ドイツで展開された広告で、横断歩道に人物が描かれています。これはP&Gから発売されている「Mr.Clean」というブランドの洗剤で、ヨーロッパでは有名なブランドだそうです。
Canon Powershot S1の広告で、ズームレンズの性能を強調しているそうですが、ちょっと怖い気もします。
以前GIGAZINEでも取り上げたコーヒーのマンホール。コーヒーメーカーのFolgerの広告です。
よく見るとシールに穴が開いており、マンホールから自然に立ち上る蒸気を利用しているようです。
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