審判に猛抗議するためコーチがシャツを脱ぎ捨てて上半身裸に
スポーツでは観客はもちろん、プレイしている選手や指示を出している監督・コーチら非常にエキサイトする場面があり、それゆえに審判によって退場にさせられる人も出ます。
ホッケーのマイナーリーグのひとつ、セントラル・ホッケー・リーグ(CHL)で先日行われた試合では、判定に不服だったコーチが怒りのあまり身につけていたネクタイやジャケット、さらにシャツまでも脱ぎ捨て、上半身裸になって猛抗議する姿が見られました。
詳細は以下から。
Greg Pankewicz Strips During Tirade: Eagles Assistant Coach Ejected From CHL Game (VIDEO)
Adam Dunivan's Eagles blog - from the Reporter-Herald, Loveland, Colo., newspaper
ニュースによると、コロラド・イーグルスとミシシッピ・リバーキングスの試合で、イーグルスのアシスタントコーチであるGreg Pankewicz氏は線審だったクリス・ウィルソン審判の判定が不服で猛抗議、着ていた服を脱ぎ捨て上半身裸になり、とうとう退場させられてしまったそうです。
その時の様子を観客の一人が撮影しており、動画がYouTubeにアップされています。
YouTube - Colorado Eagles coach strips
動画はすでに場内が大騒ぎになっているところからスタート。ホッケーのストックを持って猛抗議しているのがPankewiczコーチ。
この動画を撮影している観客自身もかなり興奮しているようです。
ベンチでもみ合いになっています。
やがて、コーチはネクタイを外してリンクへと投げ込みました。
さらに、羽織っていたジャケットも脱ぎ捨てます。
身の回りにあったモノをどんどん投げつけているといった感じに。
さらにはベンチの上に立ってシャツを脱ぎ始め……
これも投げ捨てました。
相当な怒りが感じられます。
やがて、コーチは退場していきました。
この行為により、Pankewiczコーチは退場処分を受けたほか、額は不明ながら罰金が科され、残りレギュラーシーズン(14試合)の出場停止処分が下りました。これについて、チームの地元コロラドのReporter-Herald紙でイーグルス番をしているスポーツライターのAdam Dunivanさんは「コーチの行為は確かによくないが、線審に直接手を出したわけではないし、設備を破壊したわけではない。氷の清掃にも手間がかかったわけではない。14試合の出場停止はあまりにひどい処分だ」と語っています。
・関連記事
カナダ大使館前で「PETA」メンバーの女性がボディペイント、アザラシ漁に抗議 - GIGAZINE
大学教授によるセクハラへの抗議活動として、どんな行為が行われたのか教育科学省前で再現 - GIGAZINE
ゾウにパンダのペイントを施して抗議運動 - GIGAZINE
金融機関への公的資金注入に抗議、怒れる納税者が「銀行家をぶっ叩く」ゲームを開発 - GIGAZINE
仕事を失った男性が鉄仮面を着けて抗議 - GIGAZINE
・関連コンテンツ