金融機関への公的資金注入に抗議、怒れる納税者が「銀行家をぶっ叩く」ゲームを開発
公的資金注入による支援を受けることになったにも関わらず、巨額のボーナスや年金を支給する金融機関について最近問題になっていますが、そんな状況に怒り狂った納税者がもぐら叩きならぬ「銀行家叩き」を製作、話題を呼んでいます。
詳細は以下。
whack a banker
'Whack a banker' arcade game is a hit - Telegraph
このゲームを製作したのは58歳の発明家、ティム・ハンキンさん。日頃から「借金は悪である」と銀行に対し良い印象をもっていなかったそうですが、国民が収めた税金が金融機関の支援ばかりか巨額のボーナスや年金にも使われるということを知り、怒りが爆発。基本メカニズムから筐体まですべてを1から作り上げたそうです。
YouTube - whackabanker
どこにでもあるATMのような見た目に仕上がりました。
プレイ料金は一回40ペンス(約60円)。お金を入れると証券取引所のようなパネルが現れます。
「ハイリスクな投資」モードは難易度がアップしているらしい。
あとは30秒間ひたすら銀行家を叩くのみ。
なお、規定数以上叩くと銀行家に「キミにはまいった……退職するよ!僕たちの年金をよろしくね!」と言われ、規定数を下回ると「キミの負けだね……これからもビジネスを続けるとするよ!」と言われます。どちらにしても銀行家に負けはない、というのが皮肉です。
かなり多くの人が銀行家に怒りを感じていたらしく、2週間でこれだけのハンマーがダメになったとのことです。
インターネット上にはこんなゲームも。こちらはひたすら連打して銀行家をボッコボコにするゲームとなっています。
Whack-a-banker Games
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