カナダ大使館前で「PETA」メンバーの女性がボディペイント、アザラシ漁に抗議
「PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)」メンバーの女性がボディペイント姿を披露してカナダのアザラシ猟に対して抗議をする、というキャンペーンが東京のカナダ大使館前にて行われました。
PETAは金メダリストのヌード写真を公開するなど、セクシーなキャンペーン展開で人の目を集めることで有名で、今回も多くの人が立ち止まって抗議する様子をうかがっていました。
詳細は以下から。
カナダ大使館前では女性が現れる前に報道陣がすでにいました。
そこに道の先から歩いてきた女性。
ボディペイントをしているのはPETAメンバーのアシュリー・フローノさん。
雨が降っていたため、傘を持っての登場となりました。
「Stop the Bloody Seal Slaughter(血まみれのアザラシの虐殺を止めて)」と書かれたボードを持っています。
生きたまま皮をはいだり、棍棒で仕留めるというアザラシ漁に対する抗議活動とのことで、抗議相手であるカナダの国旗を模したボディペイントをしています。
足元もはだしに近い状態。気温が低いため体を震わせながらの抗議活動となっていました。
ボードの裏には「赤ちゃんアザラシを殺さないで」と日本語で表記。
カメラを向ける報道陣が多数。
YouTube - ボディペイント姿でアザラシ猟の抗議活動を行うPETA
赤と白で彩られた姿はヒーローのようで、キン肉マンに登場する「カナディアンマン」を思わせる姿となっています。
カナダ大使館で3月24日~3月25日にかけて開催しているカナダ留学フェア2010春に合わせての抗議活動で、「留学を望む多くの学生は、政府がこのような残虐行為を推奨するような国へは行きたくないと感じることでしょう」とアシュリーさんは述べているそうです。
YouTube - PETAがボディペイント姿でアザラシ猟への抗議アピール
横から見ると赤いラインが入っているような感じ。
後ろ姿はこんなの。
背中にはうっすらとウサギのタトゥーとおぼしきものなどが見えました。
撮影する報道陣によって道がふさがれてしまうため、警視庁の人が頑張って人を散らしてています。
アシュリーさんのほかにも、アザラシの写真を首から提げてアザラシ猟の反対アピールが行われていました。
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