メイド喫茶の店内からアキバの街並みまでぐるりと見渡せる「秋葉原360°マップ」

本日2月3日（木）から、自宅にいながらにして東京・秋葉原の街をウェブで散策できる「秋葉原360°マップ」のβ版が公開されました。同様のウェブサービスである「Googleストリートビュー」と比較すると街並みを見渡せるポイントは少ないものの、メイド喫茶や漫画喫茶の店内の様子も見られるようになっています。

メイド喫茶は店内の撮影を禁止しているところがほとんどで、どこも雑居ビルの1テナントとして入っているため、入店せずに中をうかがい知ることはこれまでほぼ不可能でしたが、このサービスを使えば気になるお店の様子をオンラインで見ることができます。

「秋葉原360°マップ」で見た秋葉原の街並みや、メイド喫茶の店内は以下から。AKIHABARA 360 MAP
http://akb360.com/

一番最初の地点はJR秋葉原駅電気街口のロータリーに立っている視点。画面中央の赤い矢印をクリックして駅の中に向かってみます。

画面が遷移して、どうやら駅の反対側に出たようです。

画面右端の「DETAIL MAP」タブをクリックすると、自分が現在立っているところにメイドさんのアイコンと、今どちらを向いているか示す三角のエリアが表示されます。赤い円が描かれている地点が周囲を見渡せるポイントになっていて、360度ぐるぐると動かせますが、駅前に関してはちょっと感覚が広いので、歩いているというよりはビューポイント間をワープして移動している感覚に陥ります。

街の中心地はビューポイントが多く点在していて、「DETAIL MAP」にもメイド喫茶の場所が表示されています。マップのデザインが昔のRPGっぽい感じです。

「WIDE MAP」タブをクリックすると、このマップがカバーしている秋葉原の街全体が表示されます。また、メイド喫茶各店の所在地とリンクがこの地図にはられているので、「手っ取り早くメイド喫茶の店内を見たい」という人はここからアクセスするのが早くて便利。

マップのメイン画面では、メイド喫茶のある場所に差し掛かると画面中央あたりの水色の四角いアイコンが表示され、クリックすると店内に移動できます。

「ぽぽぷれ」の中に入ってみました。店内には誰もいませんでした。メイドさんがいるかなとちょっと期待していたのですが、残念。ちなみにメイド喫茶店内も街中と同様に360度見渡すことができます。

ちょうどメイドさんが呼び込みをしている様子をとらえています。こんな風に街頭に立っているメイドさんを見たことはあっても、メイド喫茶自体を訪れたことはないという人もいるのではないでしょうか。

メイドさんの背後に漂っていたアイコンから「アキバギルド」に入ってみました。カジノ風の店内にメイドさんが1人たたずんでいました。

唯一内部に入れる漫画喫茶の「アイ・カフェ」。ここで見られるのはフロントの周辺だけですが、もし可能であれば座席のフロアや個室も見られたらお店選びの手がかりになりそうです。

一通りメイド喫茶の店内を見て回った中で印象的だったお店をピックアップしていきます。メイド喫茶の中でも老舗の「＠ほぉ～むcafe」の内部はポップな雰囲気。

メイドさんの制服もお店の内装もシックな「ミアカフェ」

「ぴなふぉあ」は3号店まであって秋葉原の街の各所に点在していますが、各店はリンクでつながっていて続けて見られるようになっています。

「メイド美容室 モエシャン」は2人もメイドさんが写っていました。

白を基調にした店内の「カフェ メイリッシュ」

ログハウス調の店内が特徴的な「ザ・グランヴァニア」

衣装も店内もピンク色に統一された「ROYAL MILK」

「戦国メイドカフェ＆バーもののぷ」は店内にのぼりが立っていたり、「天下統一」と書かれたポスターがはられていたりと、これまで見てきたメイド喫茶とはかなり毛色が異なっていました。

現在はメイド喫茶18店舗、漫画喫茶1店舗の内部が見られるようになっていますが、順次メイド喫茶の店舗数の増加や、電機店や飲食店などの追加も予定しているとのことなので、遠方に住んでいて秋葉原になかなか行けない人や、秋葉原には行くけどメイド喫茶にはなかなか入る勇気がないという人は一度使ってみてもいいかもしれません。