歩いたとおりに光る床から食べ物を使った床まで、変わり種の床10種類
部屋の雰囲気を決める上で意外に大きく影響してくる床ですが、光ったり、はたまた食べ物を使ったりしている、かなり変わった床を紹介します。
普段あまり気にも留めていないものではありますが、これだけ存在感のあるものだとついつい凝視してしまいそうです。
変わり種の床の詳細は以下から。10 Most Awesome Floors Ever Created | Floorstoyourhome
1:1セント銅貨の床
ぱっと見は銅色のタイルを敷き詰めた上品なデザインの床に見えますが、これは1セント銅貨を敷き詰めた床。ニューヨークのスタンダード・ホテル内のレストランが、1セント銅貨を敷き詰めた床を採用しました。
1平方フィート(約0.09平方メートル)あたりのコストは単純計算すると2.5ドル(約207円)ということです。普通の銅貨と同じように、使い込む内に緑青がついたりして味わいが出てくるのかどうかがちょっと気になるところです。
2:ガラス張りの床
アメリカ・シカゴにある高層タワー「ウィリス・タワー」の103階にある展望台は壁も床もすべてガラス張りとなっていて、下がそのまま見えるようになっています。
高所恐怖症の人には相当恐ろしい光景ではありますが、103階から真下を見られる床は世界中探してもそう他にはありません。
3:サラミ床
ベルギーのアーティスト・Wim Delvoye氏が作りあげた、サラミをモザイクタイルのようにあしらった床です。
サラミが大理石のように見えるところから着想を得たということで、確かに高級感あふれる仕上がりになっています。
4:トリックアート床
まるでコンクリートのキューブが大量に積み上げられているように見えますが、これは床に描かれたトリックアート。じっと見ていると平衡感覚が失われてクラクラしそうです。
5:Finsbury Avenue Squareの床
by Ruth and Dave
ものすごく未来っぽい雰囲気を放っているこの写真は、ロンドンにあるFinsbury Avenue Squareという公園で撮影されたもの。
床に張り巡らされた照明の光り方にはさまざまなパターンがあるのですが、YouTube上にムービーがアップされていて、かなり疾走感のある雰囲気から幻想的な光までさまざまな表情を見ることができます。
6:コンクリートの床
オシャレな建築にはコンクリート打ちっ放しの壁などが使われていることもありますが、この物件は床までコンクリートむき出しとなっています。
これはサンフランシスコのある会社が企画したTransparent Houseという物件の床で、優美な植物の模様が彫られています。デザイン的には優れているとは思いますが、冬はちょっと冷え込みそうですね……。
7:ジグソーパズル模様の床
シックな色合いで、ジグソーパズルのような模様を描いた床です。
子ども部屋の床や、ホームシアターなどの家族が集まる部屋などにしっくり来るかも。優しい色合いがいろいろと使われているので、どんなインテリアともマッチしてくれそうです。
8:カラフルなフローリング
フローリングと言えば木の色そのままや、バリエーションがあったとしても焦げ茶色などが主流ですが、こんなカラフルなものもあるようです。
赤、青、黄、緑などのビビッドな色が使われているので家主のセンスも相当問われますが、来客を驚かせ、話のタネになること請け合いです。
9:圧力を感知して光る床
「LightFader flooring」というこの光る床の上を歩くと、足跡だけが白く発光したようになり、約1分程度その跡が残るというおもしろい仕掛けになっています。
上を歩くとその加重で内部の液体を反応させているため、常に床は姿を変えているということで、もしこの上を歩く機会があったら何往復もしてしまいそうです。
10:床がないエレベーター
以前お伝えした床がないエレベーターなのですが、これは実は床の部分がトリックアートになっていて、実際に奈落の底へ落ちることはありません。しかし何も知らない人が見たら確実に腰を抜かしてしまいそうな程うまく描かれています。
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