AcerがAndroidタブレット第1弾を発表、サイズの異なる機種を複数展開へ

「iPadは見かけほど脅威ではなく、パソコンに取って代わることはない」「iPadのシェアは20％台にまで落ち込む」といった過激な発言をCEOが繰り返したことで知られる、世界シェア2位のパソコンメーカー、AcerがAndroidタブレット第1弾を発表しました。

サイズの異なる機種を複数展開していることに加えて、高いスペックを実現しています。

詳細や実際に操作している様子のムービーは以下から。
Acer Unveils Tablets to Run Windows, Android - PCWorld

Acer Officially Announces 7- and 10-inch Android Tablets | Tablet Computers & Androids, Acer Android | Tech News Daily

Acer 10-Inch Android Tablet: Hands On | News & Opinion | PCMag.com

これらの記事によると、Acerはプレス向けに行われた発表会で同社初となるAndroidタブレットをお披露目したそうです。

Androidタブレットは10.1インチおよび7インチのディスプレイを搭載したモデルがラインナップされ、5インチのディスプレイと800万画素カメラを搭載したスマートフォンに近い位置付けのモデルも登場するとのこと。

本体写真はこんな感じ。

残念ながら詳細なスペックや製品名までは明らかにされませんでしたが、10.1インチモデルには1GHzのプロセッサ、7インチモデルにはQualcomm製の1.2GHzデュアルコアプロセッサが採用されており、いずれのモデルも解像度1280×800のディスプレイや500万画素のフロントカメラと背面カメラ、miniHDMI端子などを搭載しています。

また、1080pのフルHD動画の再生やFLASHコンテンツ、マルチタッチインターフェースへの対応なども行われており、無線LANや3G通信機能も搭載。Android OSのバージョンは「Honeycomb」と呼ばれるタブレット端末向けのものを採用しているとされています。

実際に操作している様子はこんな感じ。

YouTube - Live from the Acer Tablet Unveiling

ちなみにAndroidタブレットやAndroidスマートフォンが先行するiPadやiPhoneをリードするためにはコンテンツの拡充が必要不可欠ですが、Acerは自社でオンラインストアを立ち上げることも明かしています。