発売から16年、ソニーの「プレイステーション」シリーズの歴史を振り返る
1994年12月3日にソニー・コンピュータエンタテインメントから初代モデルが発売され、今年で発売16年を迎える「プレイステーション」シリーズの歴史を振り返る一枚の画像です。
初代PSからPS3、そして先日国内でも発売された「Playstation Move」までを振り返ると、家庭用ゲーム機の技術革新に驚かされます。
詳細は以下から。
これがその画像。1994年12月3日に初代プレイステーションが発売されたところから、同シリーズの歴史は始まりました。なお、アメリカではほぼ1年近く遅れた1995年9月5日に発売されたため、15周年ということになります。
15 Years of Playstation - Infographic
そして2000年3月4日(アメリカでは10月26日)にはDVDドライブを搭載し、当時としては高いグラフィック性能を実現した「PS2」が登場。
同年7月7日には小型化された「PS One」が発売。なお、アメリカでの発売は同年9月19日で、「PS2」よりも先に発売されています。
2004年2月11日(アメリカでは2003年11月4日)に発売されたPS2用カメラ「EyeToy」は、カメラを介してテレビに写っている自分そのものをコントローラとするもので、今のPlaystation Moveの原形ともいえます。
2004年5月18日、PS2は全世界で1億台を売り上げました。
2004年11月3日(アメリカでは11月1日)に従来モデルと比較して体積が約4分の1、重さが約半分となった薄型PS2が登場。
2004年12月12日(アメリカでは2005年3月23日)には「プレイステーション・ポータブル(PSP)」でソニーは初めて携帯ゲーム機事業に参入。
2006年11月11日(アメリカでは11月17日)には現行世代の据置型ゲーム機「PS3」が発売。1個の汎用的なプロセッサコアと8個のシンプルなプロセッサコアを組み合わせた「Cellプロセッサ」を採用することで高い演算能力を実現したほか、当時「次世代DVD」とされていたBlu-rayドライブを標準搭載するなど、家庭用ゲーム機の枠を超えた飛躍的な成長を遂げています。
2007年9月20日(アメリカでは9月5日)には従来より大きく薄型・軽量化された「PSP-2000」シリーズがリリース。
2008年7月15日、アメリカの「Playstation Network」で映画などのコンテンツ配信サービスがスタート。
「PSP-2000」登場から約1年後の2008年10月16日(アメリカでは8月20日)に、携帯ゲーム機としては最高クラスの液晶とマイクを搭載した「PSP-3000」が発売。「モンスターハンターポータブル 2nd G」が400万本を売り上げるなど、近年ではヒット作に恵まれつつあります。
そして2009年9月3日(アメリカでは9月1日)、従来よりも薄型・軽量化・低消費電力化され、さらに1万円値下がりした新型PS3が登場。「ファイナルファンタジーXIII(FF13)」効果もあり、前年比約260%の販売台数を記録しました。
2009年9月30日にはPS2の販売台数が1億4000万台を突破
同年10月1日、16GBのフラッシュメモリを搭載したダウンロード購入専用ゲーム機「PSP go」が発売されました。
今年6月9日にはPS3がファームウェアのアップデートで3D立体視ゲームに対応。さらに9月には「Blu-ray 3D」の再生にも対応し、ソニーが成長戦略の中核の1つに据えている「3D」に本格対応しています。
そしてモーションコントローラー「Playstation Move」が2010年10月21日(アメリカでは9月19日)から発売。
本体の小型化の過程や、搭載されている機能などを見るにつれて、まさに「技術」と共に歩んできた感のあるプレイステーションシリーズですが、はたして今後、どのような方向へと進化を遂げてゆくのでしょうか。
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