高性能な「WiMAX搭載Androidタブレット」も出展、UQ WiMAXのブースにあったWiMAX対応製品いろいろ
昨年7月1日に下り40Mbps、上り10Mbpsの高速通信サービス「UQ WiMAX」を正式スタートさせたUQコミュニケーションズが、「CEATEC JAPAN 2010」の同社ブースでWiMAX対応製品を出展していました。
多くのユーザーにとっては「WiMAX対応製品」というとデータ通信カードやWiMAX内蔵パソコン、モバイルWiMAXルーター「WiMAX Speed Wi-Fi」が思い浮かぶと思われますが、思わぬところにWiMAXは用いられているようです。また、WiMAXを搭載したAndroidタブレットも参考出展されています。
詳細は以下から。
CEATEC JAPAN 2010のUQコミュニケーションズブースでは、「WiMAX Speed Wi-Fi」新製品や下り最大330Mbpsの超高速通信サービス「WiMAX 2」のデモなどに加えて、WiMAXモジュールを搭載したデバイスの展示が行われていました。
WiMAX対応機器は多くの機器で使われ始めているとのこと。
品川駅に導入された「次世代自動販売機」はWiMAX通信モジュールを内蔵。47インチの大型タッチパネルを備えており、タッチして商品を購入。
上部のセンサーでユーザーの年代や性別を判定し、ユーザーに合わせたオススメ商品を表示することも可能なほか、マーケティングのデータとして活用できます。
タッチすると商品の説明が表示されます。
WiMAX対応となったJR東日本の新型成田エキスプレス「E259系」の紹介。
搭載されている「WiMAXレピータ」が沿線のWiMAX基地局の電波を中継することで、車内でWiMAX端末を利用しているユーザーの通信を安定させる役割を果たしているほか、WiMAXを無線LANに変換して車内のユーザーに提供する「モバイルWiMAXルーター」のような役割も果たしています。
ゲームセンターなどでおなじみの写真シール作製機。
今の写真シール作製機は撮影した写真をユーザーの携帯電話に送信する機能などを備えていますが、従来採用していた3GからWiMAXに回線を切り替えることで、大容量・高画質データの送受信が可能に。高解像度液晶を搭載したタブレット端末やスマートフォンが本格的に普及した場合でも、大きな画像を提供することができます。
WiMAXを内蔵した「WiMAXスマートパッド」も参考出展されていました。
7インチのタッチスクリーン(800×480)やARM11プロセッサ、320万画素カメラ(背面)および200万画素カメラ(前面)、IEEE802.11nにも対応した無線LAN、Bluetoothなどを備えており、モバイルWiMAXルーターとしても利用可能という、非常に興味深いモデルです。
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