まさに超高速通信、UQ WiMAXが最大330Mbpsを実現する「WiMAX 2」を世界で初めて実演
本日から開催されている「CEATEC JAPAN 2010」において、UQコミュニケーションズが次世代通信規格「IEEE802.16m」を採用した下り最大330Mbpsを実現する超高速通信「WiMAX 2」の実演デモを披露しました。
一般的な家庭向けの光回線(100Mbps)の3倍以上となる、圧倒的な通信速度を実現する夢のようなサービスですが、実際の通信速度も驚くべきものとなっています。
詳細は以下から。
CEATEC JAPAN 2010のUQコミュニケーションズブースには巨大な「UQ WiMAX」のロゴがありました。
2階の特設ブースでは20分おきに「WiMAX 2」のデモが行われています。
特設ブースの様子。
ブースの壁には実験に必要な物が揃えられていました。
オンラインデモの概要。
WiMAX 2の基地局
そしてWiMAX 2の端末。ブラックボックスならぬホワイトボックスですが、中はいったいどうなっているのでしょうか……?
従来技術との比較。下りが最大330Mbpsになるだけでなく、上りも最大112Mbpsに増速するのが驚きです。
WiMAX 2の製品リリースは2012年ごろを予定。
WiMAX 2の登場により、有線は不要となる世界が訪れる可能性も。
デモでは実際に16枚のモニタにHD動画を配信するといったことが行われていました。
実際のパフォーマンスがリアルタイムに表示されています。
ムービーにするとこんな感じ。実測で300Mbps前後のパフォーマンスが出ていました。
YouTube - 下り330Mbps、UQ WiMAXの超高速通信「WiMAX 2」の実演デモ
今年度中に1万5000局の開設を目指すなど、エリア拡大が順調に進行している感のあるWiMAXですが、移動中にここまで高速に通信できるようになるというのは、とんでもないことだと言えるのではないでしょうか。
「CEATEC JAPAN 2010」なども含めた、UQコミュニケーションズのイベント情報サイトは以下。
UQコミュニケーションズ株式会社
・関連記事
CEATEC JAPAN 2010開幕、全記事一覧まとめ - GIGAZINE
「UQ WiMAX」の現行サービスはイー・モバイルの42Mbpsサービスよりも高速であることが明らかに - GIGAZINE
UQ WiMAX、全国各地の地下街で通信サービスを提供へ - GIGAZINE
利用料金は当面無料、UQ WiMAXが海外で通信できる「WORLD WiMAX」を開始 - GIGAZINE
・関連コンテンツ