レビュー

「MOTOROLA PHOTON ISW11M」超速攻フォトレビュー、デュアルコアCPU搭載でWiMAX対応


本日行われた2011年秋冬モデル発表会で登場したKDDIの最新スマートフォン「MOTOROLA PHOTON ISW11M」のフォトレビューをお届けします。

「MOTOROLA PHOTON ISW11M」は1080pのフルHD動画も再生可能なNVIDIAのTegra 2プロセッサを搭載することで処理能力が飛躍的に向上しただけでなく、下り最大40Mbps、上り最大10MbpsのモバイルWiMAXにも対応し、さらに無線LAN対応機器をインターネット接続できるテザリング機能や、専用ドックと組み合わせることでパソコンになる「Webtop」と呼ばれる機能を備えたハイエンドスマートフォンとなっています。

これが「MOTOROLA PHOTON ISW11M」本体。NVIDIAのデュアルコアCPU「Tegra 2プロセッサ(1GHz)」、4.3インチqHD(960×540)液晶、200万画素フロントカメラ、1GBメモリ、16GBのフラッシュメモリ、IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、GPS、ジャイロセンサー、加速度センサー、microSDHCカードスロットなどを備えたWiMAX対応スマートフォンです。


背面には800万画素カメラとスタンド


動画は720pまでを撮影可能


スタンドを立て掛けたところ。


左側面にはmicroUSB端子と1080pの拡大出力が可能なminiHDMI端子。


右側面にはシャッターボタンと音量ボタンがあります。


上部は電源ボタンとイヤホン端子


下部はこんな感じ


裏ぶたを開けたところ。バッテリー容量は1650mAh。なお、「htc EVO WiMAX ISW11HT」同様、SIMカードスロットが無いほか、対応する通信方式はCDMA2000 1xおよびCDMA2000 EV-DO rev.AとモバイルWiMAXで、GSMおよびUMTSは非対応。また、新800MHzおよび2GHz帯の周波数をサポートし、旧800MHz帯は非対応となっています。


アプリ一覧。Eメールの送受信には最初から対応(Cメールは受信のみ、送信は来年対応予定)しているほか、無料で利用できる公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」や、Wi-Fiテザリング機能にも対応。


テザリング設定画面。最大8台までの無線LAN対応機器を同時接続可能。


タッチでGPSやBluetooth、無線LAN、WiMAXのオンオフを切り替えられます。


別売りのHDステーション


microUSB端子とminiHDMI端子を搭載


「MOTOROLA PHOTON ISW11M」を置くとこんな感じになります。


背面にはテレビへ出力するためのminiHDMI端子や、キーボード、マウスなどを接続できる3つのUSB端子を搭載。


HDステーションを利用すると、大画面テレビなどに画面を表示させられるだけでなく、「MOTOROLA PHOTON ISW11M」をパソコンライクに利用可能できる「Webtop」が起動。出張時などにHDステーション1台をカバンに入れておいて、ホテルの液晶テレビにつなげば、ブラウジングやメールチェック、YouTubeの視聴など、さまざまな機能を大画面で利用できるようになります。


ブラウジングだけでなく、Skypeなども利用可能。ビデオチャット対応版Skypeを利用すれば、200万画素フロントカメラを利用したビデオチャットを大画面で楽しむことも可能。


なお、HDステーションごとに「MOTOROLA PHOTON ISW11M」を接続した時の動作を記憶させることができるため、家庭用や職場用、携帯用……というようにHDステーションを利用したい場所にあらかじめ置いておくと便利です。


そしてKDDIの新機種発表会に先駆けてメディア向けに行われた「MOTOROLA PHOTON ISW11M」の機能説明会では、同モデルの主な特徴が紹介されました。


Tegra 2プロセッサの搭載により、ページの読み込み速度は大幅に向上


WiMAXやIEEE802.11n、そしてテザリングのサポートによって快適な通信を実現。なお、「MOTOROLA PHOTON ISW11M」の大きな特徴として、通話中も高速データ通信が可能な点が挙げられます。


4.3インチqHD(960×540)ディスプレイの解説。現在利用可能な有機ELディスプレイよりも高解像度で、さらにバッテリー消費面でも有利というアドバンテージがあります。


720pで撮影できる高画質ビデオカメラ


ビデオチャット。パソコンやタブレット、スマートフォンなどと前面および背面カメラのいずれかを用いたビデオチャットが可能。


HDMIケーブルでテレビなどと接続してゲームをプレイできます。


HDMI出力の概要


そして携帯電話とパソコンのOSが1つのPC常で共存しているかのように使えるソフトウェアソリューション「Webtop」


実際にブラウジングしているところ。なお、WebtopのOSはLinuxとなっています。


HDステーション


コミュニケーションソフト「モト・メッセンジャー」


主なスペックおさらい。3マイクによるノイズキャンセリングを実装するなど、電話機としての使い勝手を高めている点も同モデルの特徴です。


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MOTOROLA PHOTON ISW11M超速攻ムービーレビュー、どこでもPCを実現するWebtopの実力は? - GIGAZINE

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in レビュー,   取材,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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