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東京~大阪間が約5000円、全日空が格安航空会社(LCC)を新設する方針


格安でサービスを提供している海外の航空会社「Ryanair」が500円~1000円という非常に安価な「立ち乗り飛行機」を検討するなど、運賃値下げの波が押し寄せる航空業界ですが、全日本空輸(全日空、ANA)がサービスを簡素化し、効率化を向上させることによって低価格で航空輸送サービスを提供するLCC(格安航空会社)を新設する方針であることが明らかになりました。

なんと東京~大阪間の運賃が格安の夜行バスに匹敵する約5000円程度になるとされており、非常に期待の高まる内容となっています。

詳細は以下から。
ANAの格安航空会社、関空―成田5000円! : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

全日空、格安航空参入を正式決定へ - SankeiBiz(サンケイビズ)

読売新聞社および産経新聞社の報道によると、全日本空輸(全日空、ANA)が明日9月9日に開く臨時取締役会において、LCC(格安航空会社)を新設することを正式に決めることが明らかになったそうです。


全日空が新設するLCCは、LCCの誘致に全力を注いでいる関西国際空港を拠点に2011年度にも設立され、国内線と国際線の運行を始める計画。具体的な路線は今後決める予定ですが、国内線では関西国際空港~成田空港や関西国際空港~福岡空港などの便を5000円前後、関西国際空港~那覇空港便を8000円前後で運行する案が有力とみられています。

なお、LCCの筆頭株主は全日空となるものの、出資は3割程度に抑えられる予定。あくまで全日空とは別ブランドで展開され、従業員の給与体系も異なるほか、機内食や飲料の有料化でコストを抑えて運賃を大幅に低く設定するとのこと。

ちなみに搭乗橋を設けない、出発と到着のゲートを1階に集約するといったことで低コストでの運行に対応可能な国内初の「LCC対応空港」である茨城空港は今年3月の開港以来、入場者数が好調に推移しており、各空港のLCCへの対応が急がれているほか、経営再建中の日本航空(JAL)についても、同社と協力関係にあるオーストラリア最大手「カンタス航空」のCEOが「LCC設立への支援を惜しまない」と述べています。

格安航空設立で支援惜しまない ~日航は重要なパートナー~ 豪カンタスのジョイスCEO

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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