ついにAppleがSNS「Ping」を立ち上げ、音楽を通じたコミュニケーションが可能に
本日未明にサンフランシスコで開催されたAppleのイベントにおいて、iPhone 4に匹敵する性能を持つ第4世代の「iPod touch」をはじめとした新型iPodシリーズや新型「Apple TV」とあわせて、Appleが「Ping」というSNSを立ち上げたことを発表しました。
アーティストの最新情報や気に入っている曲をチェックできるだけでなく、友人やアーティストのファンたちと音楽を通じた交流が可能となる、音楽好きにはたまらない画期的なサービスとなっています。
詳細は以下から。
アップル - iTunes - Ping
Appleの公式ページに開設された「Ping」のページによると、「Ping」は新たに公開された「iTunes10」を利用して、iTunes Storeにあるアーティストを「Follow(フォロー)」することで、アーティストのファンなどと交流ができるというSNSだそうです。
「Ping」のイメージ画面。アーティスト名(この場合Lady GaGa)の隣にある「Follow」というボタンをクリックするだけで参加可能です。また、交流だけでなくアーティストの最新情報や、そのアーティストが気に入っている曲などもチェックできるようになっています。
Pingユーザーのプロフィールページ。友人やほかのファンがどんな音楽を聴いているのかといったことや、どんな人をフォローしているのかなどが分かります。
「最近のアクティビティ」では、お気に入りのアーティストの最新情報に加えて、友人が聴いている曲をチェックできる上に、友人に勧められた曲を30秒間試聴することも可能。また、フォローしているユーザーの中で流行の曲をトップチャート形式で見ることもできるようになっています。
日本の大手SNS「mixi」が「ユーザー数が伸びなかった」として、2006年5月に開始したユーザー同士での楽曲再生リストの共有や楽曲の購入が可能となる「mixiミュージック」を昨年12月に終了したことは記憶に新しいですが、iTunesを利用したサービスであるため、パソコンだけでなくiPod touchやiPhone、iPadからもアクセスできるという強みを持つ「Ping」は、いったいどれだけの存在感を発揮できるようになるのでしょうか。
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