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「iPadのシェアは20%台まで落ち込む」、Androidタブレットを発売するAcerのCEOが爆弾発言


発売されてからわずか80日間で300万台を売り上げるなど、非常に好調な売れ行きを見せるAppleのタブレット端末「iPad」ですが、対抗モデルとしてGoogleの携帯電話向けOS「Android」を採用したタブレットを発売する予定であるAcerのCEOが「iPadのシェアは20%台にまで落ち込む」という、過激な発言をしたことが明らかになりました。

詳細は以下から。
Acer chairman expects iPad market share to drop to 20%, says paper

この記事によると、中国の経済紙「Economic Daily News」が行ったインタビューにおいて、AcerのCEO(最高経営責任者)のJT Wang氏が「各社がタブレット市場に参入してシェア争奪戦が一段落するころには、現在約100%であるAppleのiPadのシェアは、わずか20~30%まで下落するだろう」と述べたそうです。


Wang氏の見通しはGoogleの携帯電話向けOS「Android」を採用したスマートフォンのシェアがすでにiPhoneを上回っているというレポートや、Appleが提供しているような閉鎖的プラットフォームは、最終的にオープンなプラットフォームに勝てないという過去の経験を踏まえたものですが、Androidがその強みを十分に発揮するためには、もう少しだけ時間が必要であろうと述べています。

すでにマイクロソフトが年内にWindowsベースのタブレットを投入することを表明しているほか、メーカー各社からAndroidタブレットの発売が予定されており、さらにはGoogleの「Chrome OS」を採用したタブレットの登場までウワサされるなど、着々とApple包囲網が構築されつつある昨今ですが、はたしてiPadの牙城をどれだけ切り崩すことができるのでしょうか。

先行するAppleがユーザーを集めるだけ集めて、一気にオープンなプラットフォームに切り替えることで他社に対して優位性を保ち続ける……といった大ドンデン返しのようなものが起きないのかどうかについても気になるところです。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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