1万円以下のモデルも、Androidタブレット5機種が一挙に発表される
iPadに対抗する形で、Googleの携帯電話向けOS「Android」を採用したタブレット端末を年末商戦に向けて投入する準備を各社が進めている中、なんと5機種のAndroidタブレットが一気に発表されました。
用途に合わせて大きさを選ぶことができるだけでなく、一番安価なモデルは100ドル(約8400円)を下回っているなど、なかなかリーズナブルな価格となっています。
詳細は以下から。
(PDFファイル)ARCHOS introduces five new android tablets starting below $100
このリリースによると、フランスの家電メーカー「ARCHOS」が5機種のAndroidタブレットを発表したそうです。
いずれのモデルもOSにGoogleの携帯電話向けOS「Android 2.2」を採用しており、販売価格は最も安価な「ARCHOS 28 internet tablet」が99.99ドル(約8400円)で、最も高価な「ARCHOS 101 internet tablet」が349.99ドル(約2万9400円)と全体的にリーズナブル。
これが最もコンパクトな「ARCHOS 28 internet tablet」。2.8インチのQVGA(320×240)タッチパネル、ARM Cortex A8プロセッサ(800MHz)、無線LAN、加速度センサーを備えたモデルで、内蔵メモリは4GBまたは8GB。価格は4GBモデルが99.99ドル(約8400円)です。
こちらは3.2インチのWQVGA(320×400)タッチパネルを搭載した「ARCHOS 32 internet tablet」です。ARM Cortex A8プロセッサ(800MHz)、無線LAN、Bluetooth、加速度センサーなどを備えており、720pのH.264形式の動画再生などもサポート。内蔵メモリは8GBで価格は149.99ドル(約1万2600円)。
「ARCHOS 43 internet tablet」は480×854の4.3インチFWVGAタッチパネルとARM Cortex A8プロセッサ(1GHz)、無線LAN、Bluetooth、加速度センサー、HDMI端子、microSDHCスロットなどを備え、数多くの形式のHD動画(720p)再生をサポート。内蔵メモリは8GBで価格は199.99ドル(約1万6800円)です。
7.0インチのWVGA(800×480)タッチパネルを備えた「ARCHOS 43 internet tablet」はARM Cortex A8プロセッサ(1GHz)、30万画素WEBカメラ、無線LAN、Bluetooth、加速度センサー、HDMI端子、microSDHCスロットなどを搭載しており、数多くの形式のHD動画(720p)再生をサポート。
価格は8GBモデルが274.99ドル(約2万3100円)、250GBのHDD搭載モデルは349.99ドル(約2万9400円)となっています。
そして最も大きな「ARCHOS 101 internet tablet」は1024×600の10.1インチタッチパネルを搭載。ARM Cortex A8プロセッサ(1GHz)や30万画素WEBカメラ、無線LAN、Bluetooth、加速度センサー、HDMI端子、SDHCスロットなどを搭載しており、数多くの形式のHD動画(720p)再生をサポート。
価格は8GBモデルが299.99ドル(約2万5200円)、16GBモデルは349.99ドル(約2万9400円)です。
これだけの数のモデルを一挙にリリースすること自体についても驚きですが、最も高価なモデルでも3万円を割り込むということに驚かされますね……。
・関連記事
「Appleは当面タブレット市場の王者であり続ける」と調査会社が驚きの予測 - GIGAZINE
東芝の「SmartPad」と呼ばれるAndroidタブレットが近日正式発表か、写真も流出 - GIGAZINE
「iPadのシェアは20%台まで落ち込む」、Androidタブレットを発売するAcerのCEOが爆弾発言 - GIGAZINE
真のiPadキラー登場?Googleが「DROID X」を産み出したMotorolaとAndroid3.0タブレットをリリースか - GIGAZINE
いよいよGoogleの「Chrome OS」を採用した世界初のタブレット端末が登場か、iPadよりも安価になる見通し - GIGAZINE
・関連コンテンツ