旧ソ連時代の囚人生活を体験できるパタレイ刑務所博物館
バルト三国の一つ、エストニア共和国の首都・タリンには19世紀に作られた刑務所があります。今は刑務所としての役目を終え、博物館として観光客が訪れているそうですが、そのちょっと重苦しい独特の雰囲気は旧ソ連時代の囚人が刑務所でどういう生活をしていたのかを感じさせるものになっています。
詳細は以下から。
Prison Fortress turned into Museum | Bizarre stuff, Photos, News and More...
海沿いに建てられたパタレイ刑務所(現・博物館)。1840年に要塞として作られました。
1919年からは刑務所としての使用が始まり、2002年までの約80年にわたって使われてきました。
頑丈な扉と狭いのぞき窓。
フラッシュを焚いて撮影された写真のようですが、建物内の薄暗さが伝わってきます。
高い壁の外は海なので、脱走は難しい?
洋風アパートに見えなくもないのですが、開口部が封じられているのが刑務所らしいところ。
わずかなすき間にも鉄条網が張られています。
この骨、いったいなんなんでしょうか……。
入場料は30クローン(約240円)ぐらい。以下のブログには実際に観光で訪れた人の感想が書かれていますが、「正直、1時間弱いただけで十分だった」とのこと。
Life in Cal エストニア タリン観光
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