大寒波に襲われたイギリスでの奇妙な交通トラブル

この冬は記録的な寒波に襲われ大荒れの天候になっているイギリスですが、この寒さに関係したちょっと変わった交通トラブルも起きているようです。

クスッとなりそうなトラブルですが、一歩間違えば命を失う可能性があるため笑ってはいけないのかもしれません。

詳細は以下より。
Gobsmacked police stop snow-covered car as pensioner struggles to peer out of windscreen | Mail Online

イギリス南西部のデヴォン州のティヴァートンに設置されている監視カメラの映像を確認したところ、フロントガラス部分に違和感のある車が写っていたそうです。よく見るとフロントガラスのほとんどが雪に覆われており、運転席前のわずかなすき間だけで走っていたそうです。

フロントガラスにぎっしり雪が積もった状態でかなり視界が悪い。

視界は運転席前のわずかなすき間だけ。

危険と判断した警察が職務質問したところ、運転していたのはおばあちゃんだったようでさらに驚き。車を運転していたおばあちゃんは買い物をしようと車で出かけたそうで、ワイパーを動かして何とか視界を作ったとのこと。その後警官が持っていたアイススクレーパーでフロントガラスの雪が取り除かれ、無事に家まで帰ったそうです。

一方スコットランド南東部のウェスト・ロジアン州では凍結した川の上を走行していた車（プジョー）が、途中で氷が割れて川に沈没。ドライバーと同乗者は何とか車から脱出したようですが、車は使い物にならない状態になったようです。

これが凍結していた川。こうしてみると凍結した道路に見えなくもない……。

しかし調子に乗って車で走行するとこのありさま。

お粗末な結果です。

この車のドライバーと同乗者は危険運転の罪で、来月裁判所に出廷する予定なんだそうです。

雪が積もっていたり道路が凍結しているときには万全の注意を払って運転するようにしましょう。