これで万全、クリスマスプレゼント選びの方程式
もうすぐ12月、各地ですでにイルミネーションなども点灯されていることもあって、そろそろクリスマスを意識してそわそわし始めた人も多いかもしれません。
子どもにとってはクリスマスといえば誕生日と並びオモチャを買ってもらえる大イベントですが、親にとっては「子どもにオモチャを買い与えねばならないイベント」なわけで、子どものためになり、かつ喜んでもらえるのはどのオモチャか毎年頭を悩ませる両親も少なくないようです。そんな人のためにイギリスの心理学者が「クリスマスプレゼント選びの方程式」を発表しています。子どもが欲しがるオモチャに賛同できない人や、まだ自分でオモチャを選ぶことができない幼い子どもを持つ人は計算機片手に試してみるとよいかもしれません。
詳細は以下から。Formula for the perfect Christmas toy – calculator required - Telegraph
元カーディフ大学講師の心理学者Cliff Arnall博士はこれまでに「一年で最もハッピーな日」や「一年で最も憂うつな日」を求める方程式を編み出したことで知られています。ちなみにイギリスでは「一番ハッピーな日」は6月19日、「一番憂うつな日」は1月24日とのことですが、今回Arnall博士が発表したのは子どものクリスマスプレゼント候補のオモチャを比較検討するための方程式。それぞれの子どもによって異なる結果が出て、その子に最適なオモチャを選ぶ助けとなるそうです。
まず、プレゼント候補のオモチャについて、以下の6つの項目を5点満点で評価し、その合計点(30点満点)を出します。
■Pi:一人で遊べるか?
■Po:みんなで遊べるか?
■Cr:創造性を育てるか?
■S:社会的交流を促すか?
■U:実用性はあるか?
■H:弟や妹におさがりできるか?
次に、1回につき何時間遊ぶか(T、単位:時間)と、子どもがそのオモチャに飽きるまでの期間(L、単位:月)を予想します。
最後に、先ほどの点数の合計と、TとLをかけた数字を足し、その合計をオモチャの値段(C:単位は何でも可、ただし複数のオモチャを比較する際の通貨は統一すること)の平方根で割ります。
式にすると以下のとおり:
(T×L+Pi+Po+Cr+S+U+H)÷ √C =総合スコア
この総合スコアが高いオモチャほどクリスマスプレゼントに適しているというわけで、値段がわかっているさまざまなオモチャについてスコアを比較したり、不等式を用いて「オモチャAの値段が何円を割ればオモチャBより『買い』」といったことも求められるようになっています。
追記:ブラウザ上で簡単に計算できるように計算機を作った人がいました。これでスコアをさっくり調べられます。
これで万全、クリスマスプレゼント選びの方程式 計算機 - GAM-22のメモ
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