同じ名前の人が多い街、ニックネームを第2の姓として公式に使うことが認められる


ヴェネツィアの近くにあるイタリアの水上都市キオッジャ。この都市では同じ姓の人が非常に多く、普段からニックネームで呼び合うようになっているのですが、そのニックネームを公式の書類などに使うことが認められたとのこと。ニックネームは好きにつけられるので、とんでもない名前になりそうな人もいそうです。

詳細は以下から。
Nicknames become official in Italian town where Mr?Bean is no laughing matter | World news | The Guardian

The Guardianの記事によると、キオッジャの人々は200年以上前からファミリーネームとは別のニックネームをつけていたものの、公式には認められてはいないものだったそうです。しかし、今回の条例ではニックネームを2番目の公式な姓として選ぶことが許可されたとのこと。先祖がわらを売っていたことから「straw」や「Pagio」というニックネームの市長・Romano Tiozzo氏は「多くの混乱を回避するため我々は戦ってきた」と語っています。


キオッジャには約5万2000人の住人がいるのですが、そのうち「Boscolo」さんが約8000人で、「Tiozzo」さんは約5000人。ニックネームの最古の記録は1700年代に人口が増えたときのものがあり、歴史ある文化ともいえるようです。

ニックネームは性格や体の特徴からつけられ、「Mad」や「Fat」といった名前も公式の名前にできるようなので、人によっては微妙な条例かもしれません。

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in Posted by darkhorse_log

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