連れ去られて27年間行方不明になっていた息子の名前をググって発見、感動の再会を果たす
父によってハンガリーに連れ去られたままだった息子の名前がGoogleの検索結果から見つかったことで27年ぶりの再会を果たした母子がいるそうです。
海外でgoogleという単語自体が「Googleを使って検索する」という意味の動詞として使われるほど、有名になったGoogleの底力を見せられた気分になるニュースです。
詳細は以下から。
Joy of mother who discovered her long-lost son after 27 years by Googling his name and finding his Facebook page | Mail Online
1982年に父のJosephによってイギリスの保養地ブラックプールに連れて行かれることになったGavin Parosさん。しかしJosephはそのまま家に戻らずハンガリーにGavinさんを連れて行ったそうで、母親であるAvril Grubeさんは再会をほぼあきらめていました。しかし、Avrilさんの妹がGoogleでGavinさんの名前を検索したところ、SNSのFacebookにあるGavinさんのページが見つかったそうです。
連れ去られる前に撮影されたGavinさんが3歳の時の写真。隣に写っているのはGavinさんの姉Debbieさん。
発見したGavinさんにメールで連絡をとり、再会を果たしたAvrilさん。Gavinさんはハンガリーから駆けつけました。
AvrilさんはGavinさんを見て、自分と同じ目をしていると感じたとのこと。2人はお互い言葉が通じなかったため、翻訳ソフトを使ってコミュニケーションを取ったそうです。
親類が集まって集合写真。Gavinさんを連れて行った父親のJosephは3年前に死去していました。
Gavinさんには3人の息子ができており、「会うのが待ちきれない」とAvrilさんは話しています。Gavinさん一家はイギリスに移り住むことを望んでいて、そのための家と仕事を見つける手伝いを希望しているそうです。
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