アメリカでつけられている名前で多いものは?
2007年に日本で生まれた赤ん坊の名前で多かったのは男の子が「大翔」、女の子が「葵」でした。定められた人名用漢字の中で、うまく読み方を工夫するなどして個性的な名前をつけている人もけっこう目立ちます。一方、アメリカでは多くの人がキリスト教徒なので聖書の登場人物から名前を取っているようで、いきなり今までに見たこともない名前が出てくるということはそんなにないようなのですが、日本と同じように名前の流行り廃りはあって、その流れを見てみるといろいろと気付かされることがあります。
詳細は以下から。
Baby Name Trends: NameTrends.net
ミュージシャンのジョン・レノン、俳優のジョン・トラボルタ、作曲家のジョン・ケージなどの名前「ジョン(John)」は昔は人気の名前だったようですが、じわじわと他の名前に押されているようです。
元バスケットボール選手マイケル・ジョーダンやミュージシャンのマイケル・ジャクソン、俳優のマイケル・J・フォックス、映画監督のマイケル・ムーア、作家マイクル・クライトンなどの「マイケル(Michael)」は1940年代から人気の名前。最近は右肩下がりのようです。
芸能界には見あたりませんが、政治家などの名前で見られる「ジェイコブ(Jacob)」は近年流行していたようです。ヘブライ語のヤコブに由来した名前で、ジェームズ(James)などの変形の方がポピュラー。
Jacobと同じようなグラフになっているのが女優エミリー・ワトソンやエミリー・デシャネルの「エミリー(Emily)」。1996年から2004年まで9年連続で命名数1位という人気っぷりです。
女優ジュリア・ロバーツの「ジュリア(Julia)」。グラフの山だけ見ると多そうですが、縦軸の数値が低い。
バスケットボール選手コービー・ブライアントの「コービー(Kobe)」。この名前はコービーの父親が来日した際に食べた神戸牛がおいしかったため、神戸(Kobe)からとったもの。NBAでコービーの活躍を見た人が真似して名付けたのでしょうか。
そのほか、州別の数を見ることもできます。
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