800人分の頭がい骨が敷き詰められた聖堂
イタリアには800人分の頭がい骨が敷き詰められた壁のある大聖堂があります。
聖堂の中央におかれている「生」をイメージさせる像と「死」をイメージさせる頭がい骨が非常に対照的で、少し神秘的なものを感じてしまいます。
詳細は以下より。
The Skull Cathedral of Otranto: Where the Bones of 800 Martyrs Adorn the Walls
これが800人分の頭がい骨が敷き詰められた大聖堂。
生まれたての子どもの「生」とガイコツの「死」が対照的。
これは、イタリアのプーリア州にあるオトラント大聖堂の内部。1480年にイタリア(ナポリ王国、アラゴン王国、ハンガリー王国)とオスマン帝国との間でオトラントの戦いが行われ、捕らえられた男たちは奴隷にされました。その際、イスラム教への改宗を拒んだ800人の市民が斬首されたのですが、この犠牲を後世に伝えるためにということで、頭がい骨が大聖堂に埋め込まれたというわけ。
ちなみにオトラント大聖堂があるところはこんなところ。
・関連記事
内部が人骨で埋め尽くされている教会の写真いろいろ - GIGAZINE
家のリフォームをしていたら、ダイニングの下から10人分の人骨が発見される - GIGAZINE
死後も保存されている有名人たちの体の一部 - GIGAZINE
ガイコツや戦争をモチーフにしたちょっとグロテスクなアートいろいろ - GIGAZINE
ダイヤモンドをちりばめたガイコツのアート - GIGAZINE
・関連コンテンツ