ソニーがAndroidを採用したハイエンドスマートフォン「XPERIA X10」を正式発表、日本でも発売決定

ソニーがついにGoogleの携帯電話向けOS「Android」を採用した高性能スマートフォン「XPERIA X10」を正式発表しました。

4.0インチの大画面タッチパネル液晶ディスプレイや810万画素カメラなどを採用した非常に高性能なモデルとなっており、音楽や動画再生、3Dゲームにも対応。さらにソニー独自のユーザーインターフェース「UX platform」を採用することで、直感的な操作を実現しています。

詳細は以下から。
Sony Sony Ericsson XPERIA X10 introduces an open and integrated world of social media, communication and

このリリースによると、ソニーグループの携帯電話メーカーのソニー・エリクソンは2010年第1四半期にGoogleの携帯電話向けOS「Android」を採用したスマートフォン「XPERIA X10」を日本を含めた全世界で発売するそうです。なお、Androidのバージョンは1.6とのこと。

「XPERIA X10」はQualcomm製のSnapdragon QSD8250（1GHz）プロセッサや4.0インチフルワイドVGA（480×854）タッチパネル液晶、顔認識および16倍デジタルズーム、タッチフォーカス機能を採用した810万画素オートフォーカス対応カメラ、GPS、無線LAN、Bluetooth、FMラジオなどを搭載したハイエンドモデルとなっており、音楽や動画再生、3Dゲームにも対応。

これが「XPERIA X10」です。

横向きにしたところ。本体カラーはSensuous BlackとLuster Whiteの2色。

また、音楽再生機能やストリーミングにも対応した動画再生機能に加えて、YouTubeや音楽ダウンロードサービス「PlayNow」からアーティストの楽曲や写真、動画などを得ることができる「Mediascape」というソフトがプリインストールされており、さまざまなコンテンツを楽しむことができるほか、Android Marketなどでアプリケーションを購入することも可能。

コンテンツを表示させているところ

そしてSNSやアプリケーションなどを横断して利用できるグラフィカルな独自のユーザーインターフェース「UX platform」を採用することで、直感的に操作ができるとされています。

ちなみに「XPERIA X10」が対応する通信方式はNTTドコモなどと同じ「HSPA方式」となっていますが、やはり以前日本経済新聞社が報じたとおり、日本ではNTTドコモが発売することになるのでしょうか。