ソニーの「PSP2」は2010年に登場か、パソコン向けグラフィックボードに近い処理能力を実現
任天堂が発売を予定している次世代の「ニンテンドーDS」はHD動画や高画質なゲームにも対応したNVIDIAのTegraプロセッサを搭載したモデルになるという情報が明かされたことを先週お伝えしましたが、今度はソニーの「次世代PSP(PSP2)」についての情報が明らかになりました。
次世代PSPは2010年に登場すると目されており、デスクトップパソコン向けグラフィックボードに近い処理能力を実現しているとのこと。
詳細は以下から。
Exclusive: Sony PSP2 arriving in 2010, features PowerVR SGX543 graphics - Bright Side Of News
この記事によると、ソニーはPSPの次世代機となる「PSP2」と呼ぶべき携帯型ゲーム機を2010年に発売する予定であるそうです。これは現行モデルのPSPシリーズの性能が時代遅れになりつつあることを受けたもので、すでに「PSP2」の開発は2008年から取り組まれていたとのこと。
気になる「PSP2」のスペックですが、イギリスのイマジネーションテクノロジーズ社が開発した「PowerVR SGX543」というグラフィックチップをクアッドコアにした「SGX543MP4」が採用されると目されており、動作クロック数は200MHzで描画能力は毎秒1億3300万ポリゴン、フィルレートは毎秒4ギガピクセルになるとされています。
なお、この性能はNVIDIA社のグラフィックボード「GeForce 8600」に匹敵するとのことなので、PSP2は非常に高いスペックを実現していることになるようです。
ちなみに2010年のいつごろに発売されるのかが気になりますが、発売時期については12ヶ月以内になるということが明かされています。
・関連記事
ソニー、「PSP Go」とは別に「PSP-4000」にあたる新型PSPを開発か - GIGAZINE
新型PS3投入の意味やUMDの今後は?ソニーが今後のゲーム事業に関する戦略を明らかに - GIGAZINE
リアルタイムで人が炎上、PS3の処理能力を駆使した電子掲示板(デジタルサイネージ)が登場 - GIGAZINE
値下げ効果でPS3の販売台数が初めて月間販売台数で1位に、250GBモデルも海外で販売開始 - GIGAZINE
・関連コンテンツ