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あの米国国防総省がネットユーザーに挑戦、風船を全部見つけたら4万ドルの賞金


CIAやFBIの情報要員向けSNS「A-Space」が設立されるなど、アメリカの公的機関はネットの持つ力をかなり重視してきていますが、米国国防総省の研究機関DARPA(国防高等研究計画局)がインターネット生誕40周年を記念して、インターネットを大いに活用するちょっとしたゲームを仕掛けてきているようです

詳細は以下。
DARPA Network Challenge

このDARPA Network Challengeは「広範囲かつ迅速な解決が必要な問題に必要不可欠なリアルタイムなコミュニケーション、チーム編成、緊急動員に対するインターネットやソーシャルネットワーキングの役割を研究する」ためのもの。


ゲームのルールはいたってシンプル。12月5日の朝10時(東部標準時)から夕方4時(現地時間)の間だけ、アメリカ本土のどこかで揚げられる10個の気球の緯度と経度を一番最初にすべて答えた人に4万ドル(約360万円)の賞金が贈られます。

気球は誰でも簡単にアクセスできて、近くの道路から見えるところに揚げられるそうですがそれ以外のヒントはまったくなし。要するに「インターネット上で誰かが気球についてのブログを書いたり動画を投稿したりするだろうからそれらを徹底的に検索して場所を割り出せ」ということのようです。締め切りは12月14日までとなっているため与えられた時間はたったの10日間。かなり熟練した検索スキルが必要になりそう。

これが実際の気球。そばには係員がいるとのこと。最新の情報についてはTwitter上で逐一アップされます。


2004年頃「代替現実ゲーム」が流行し、日本でも「VIPPERのあんたがたに挑戦します。」や「AI/HA」などが行われましたがそれらにどことなく似た雰囲気。

参加は年齢性別国籍不問ですが「参加者にはDARPAから手法について問い合わせがあるかもしれません」ということです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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