縮尺3万5200分の1、指先でつまめる極小サイズの動く鉄道模型
実際に車両が動く鉄道模型は、青いレールが特徴で子どもでも持っていることが多い「プラレール」や、精密な造形で本格的なジオラマを構築できるNゲージまで様々なものがありますが、縦が約3mm、横が約5mmの極小サイズの鉄道模型を作った人がいるようです。
市販されている中で最小の動く鉄道模型としては線路のレールの間隔が3mmのTゲージがありますが、それよりも圧倒的に小さく、肉眼で見るのが難しいほどのサイズとなっています。
走行の様子を撮影しているムービーなど、詳細は以下から。
James River Branch: N Scale Layout In Z
Tゲージの縮尺が450分の1なのに対し、この模型の縮尺は3万5200分の1というサイズ。指先でつまめる大きさです。
車両が動いているムービーはこちら。6両編成の列車がトンネルをくぐり抜けていきます。
YouTube - World's Smallest Working Model Train Layout
この極小模型を作ったのはニュージャージー州生まれのDavid K. Smithさん。車両はモーターにつながったプラスチックチューブの先を削って表現していて、模型全体のサイズは縦0.125インチ(約3mm)、横0.2インチ(約5mm)しかありません。画像で模型の上に写っているのはボールペンの先です。
こちらはDavidさんが以前に作った鉄道模型。これもかなり小さい。
しかし、比較すると差は歴然。下にあるのが新しい方の鉄道模型です。
さすがに細かな造形ではサイズの大きい市販の鉄道模型に劣りますが、このサイズなら胸ポケットに忍ばせて常に鉄道模型と一緒にいるといったこともできそうです。
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