ビッグマックを食べるためにどれだけ働かなければならないのか国ごとで比較

1個のビッグマックを購入するために必要な労働時間を算出することにより、各都市の経済力を測る指数のことをビッグマック指数といいますが、2009年度のビッグマック指数を表したグラフがあるようです。
不況のあおりを受けて軒並み指数が下がっているのかと思いきや、グラフと去年のデータを比べると、そうでもないことがわかります。
詳細は以下より。
Purchasing power: An alternative Big Mac index | The Economist
これが2009年3月に計測したビッグマックの価格と労働時間を比較した表したグラフ。赤い点線が世界平均になっています。

このグラフから推測すると、東京・シカゴ(アメリカ)・トロント(カナダ)では12分働くとビッグマックが買うことができ、続いてロンドン(イギリス)では13分、ニューヨーク(アメリカ)では14分、フランクフルト(ドイツ)では15分、シドニー(オーストラリア)では19分、パリ(フランス)では20分でビッグマックが購入できるようです。
Wikiipediaによると、2008年の7月の時点では東京は10分だったのが今年の3月には12分でビッグマックが買えるという数値になっていたため、経済力が下がっていることになります。一方トロントのように14分から12分に下がっている都市もあれば、シカゴのように変化がない都市もあるようです。ナイロビ(ケニア)のように2時間30分以上も働かないとビッグマックを食べることができない国もあることを考えると、まだ日本は世界的に裕福な国ということになります。
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