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ハゲでもジャングルの王者、世界に一頭しかいないハゲゴリラ


コンゴ共和国ヴィルンガ国立公園に生息する一頭のゴリラが、世界で唯一の頭に毛がないゴリラとして注目を集めています。

「Kadogo」と名づけられたこのマウンテンゴリラのオスは高齢なわけでもストレスによって禿げたわけでもなく、2000年に生まれたときから頭に毛が生えていなかったそうです。

詳細は以下から。Crowning glory: World's only bald gorilla is still king of the jungle | Mail Online

ヴィルンガ国立公園のレンジャーにも、このゴリラの頭頂部に毛が生えていない理由はわからないとのことです。「Kadogo」という名前はスワヒリ語で「小さい」という意味で、生まれたときに非常に体が小さかったことからレンジャーたちによって名づけられました。

オスのマウンテンゴリラは成獣になると背中の毛が白銀色になることから「シルバーバック」と呼ばれます。


霊長類で最大の動物であるゴリラはDNAの98~99%が人類と共通で、非常に高い知能を持つと考えられています。


ゴリラの寿命は約40年といわれ、9歳のKadogoはまだ青年期にあるといっていいでしょう。政情不安定なコンゴ共和国では近年はレンジャーが殉職したりゴリラが銃殺されるなど、内戦により絶滅危惧種であるマウンテンゴリラの生態への影響も懸念されていました。

本日2009年7月31日にも渡航情報(危険情報)が発出されており、渡航はお勧めできない状況にあるコンゴ共和国ですが、Kadogoが壮年・中年になるころには気軽に旅行できるような国となっているかもしれません。ヴィルンガ国立公園を訪れる機会があれば、ぜひ頭の禿げたゴリラ「Kadogo」を探してみてください。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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