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内戦にもめげず、コンゴのマウンテンゴリラにベビーブーム到来


内戦により保護区にレンジャーが立ち入れなくなり個体数の減少が懸念されていたコンゴ民主共和国(旧ザイール)のマウンテンゴリラですが、戦火に耐え5頭の赤ちゃんが産まれていたことがわかりました。

詳細は以下から。Congo's war-baby gorillas bring hope for endangered species

Congo's Gorilla "War Babies" - Green Daily


コンゴのヴィルンガ国立公園には、世界に残り約700頭となった絶滅危惧(きぐ)種のマウンテンゴリラのうち約200頭が生息しています。紛争地帯にあるため自然保護団体のレンジャーも命がけで、1994年以来120人以上のレンジャーが勤務中に亡くなっています。2007年には反政府軍による8頭のゴリラの射殺が報告されており、公園本部が反政府軍「人民のための防衛民族議会(CNDP)」に制圧されたのちゴリラのモニタリングは中断をやむなくされていましたが、今回CNDPとの合意によりモニタリングが再開された結果、5頭の赤ちゃんが産まれていたことが判明しました。

ゴリラの出産は4~5年に一度であり一度個体数が減少すると回復するまでに長い時間がかかるため、内戦による個体数の激減が危ぶまれていました。この地域のマウンテンゴリラの個体数増加率は例年1年で2%未満、10年で11%程度だったのですが、今回30頭の群れで5頭産まれたということは15%の増加であり、非常に珍しく画期的なことだとヴィルンガ国立公園長のEmmanuel de Merode氏は語っています。


木の陰に隠れるシャイなゴリラ。ゴリラたちは紛争中に身を隠すことを覚えました。


紛争中に産まれたゴリラの赤ちゃん2頭。


カメラに手を伸ばすゴリラ。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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