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HD DVDを推進していた東芝がBlu-rayへ参入か、事業化を検討


2008年3月末に次世代DVDとして推進していた「HD DVD」の事業を終息させた東芝ですが、競合していた「Blu-ray」への参入を検討していることが明らかになりました。

HD DVD事業を終息させる際にBlu-rayには参入しないとしていたほか、HD DVDの技術を中国に供与することで中国独自規格の次世代DVD「CBHD」を立ち上げさせるきっかけとなった東芝ですが、どうやら背景には参入せざるを得ない複数の事情があるようです。

詳細は以下から。
東芝、ブルーレイの事業化を検討:日刊工業新聞

日刊工業新聞社の報道によると、6月24日に行われた株主総会で東芝がBlu-rayディスクの事業化を検討していることが明らかになったそうです。


これはSDメモリカードの将来的な規格開発においてもBlu-ray陣営との協力が重要であるという考えによるもので、業界関係者によるとBlu-ray Discフォーマットの規格策定や普及を目的に設立された企業団体「ブルーレイディスクアソシエーション(BDA)」に加盟する可能性もあるとのこと。

また、東芝の液晶テレビの販売規模が2009年度にシャープに匹敵する1000万台にまで拡大していることを受けて、録画・再生機器が欠かせないことも背景として挙げられています。

ちなみに東芝はDVDにフルハイビジョン映像を長時間記録できるレコーダーを発売するなどしていますが、ハイビジョン映像を録画したディスクと他社製のDVDプレーヤーとの間に互換性の問題があることを考えると、Blu-ray陣営への参入はやむを得ないことなのかもしれません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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