GIGAZINEを支える2基のXeonプロセッサを搭載した8コアサーバ「HP ProLiant ML150 G5」フォトレビュー
何かに使うかもしれないと思ってGIGAZINE内部用に撮影しておいた「HP ProLiant ML150 G5」(約28万円)の写真ですが、もうすぐ次期バージョンのG6シリーズがデビューするらしいので、公開しておくことにしました。
この機種の特徴はやはり手ごろな値段で2基のプロセッサを搭載できること。なので、今回選んだサーバのCPUは、Xeon5400番台を2基のもので合計8コアとなるかなりハイスペックなものです。実際に2基のCPUがメインボードに刺さっていると中々迫力があります。
ということでCPU2基搭載サーバのハードウェアレビューは以下から。こんな感じで送付されて来ました
途中で誰かにはがされたらどうするのだろうかと思うとちょっと危なっかしいのですが、保証書は箱に貼り付いています。
サーバの詳細はこんな感じ
さっそく、開梱。
付属品やアクセサリーが入っている箱
こんな感じでいろいろなものが入っています。マウスとキーボードはいらないと言ったのですが、拒否できないとのこと。
とりあえず、並べてみました。電源コードが3本も入っています。1本は予備でしょうか。
サーバを箱から出しました。しっかりと梱包されています。
正面。かなりシンプルな感じです。
フロント部分のカバーをはずしてみるとハードディスクが設置されています。
裏面
冗長化電源を取り外してみました
電源の端子部分をよーく見ると指紋らしきものが……ちょっとショック。
サーバ内部をじっくり観察するためにふたをオープン。
更にオープン。
やはり目立つのが2つのCPU
Linuxを起動して「top」コマンドを表示してみると、ちゃんとCPU0~CPU7まで8コア認識されています。改めて見てみるとすごい数。
なお、以前に購入したIBMのサーバ「IBM System x3200」よりも起動時はかなりうるさい感じの騒音がしており、動作中も温度が高い場合、つまりファンの回転数が高くなるとうるさくなる感じ。と言っても、普段は基本的にはそこまでうるさくはないかな、というレベルでした。FreeBSDやCentOSをインストールしてみたところ、問題なく動作するので、サーバとしては問題なしです。メンテナンス性は違和感がなく箱を開け閉めできる感じで、可もなく不可もなし。あと、これだけのスペックでこの価格はかなりお手頃感、お得感があるので、満足度という意味ではかなり高かったです。あとは壊れないことを祈るのみ。
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