レビュー

どのような基準でスイッチングハブを買えばいいのか検討してみる


先週からなんだか家庭内LANの調子がおかしいのでLANケーブルが死亡したのかと思っていたのですが、どうやら連日の暑さでついにスイッチングハブがお亡くなりになったようです。

というわけで、家庭内LANなどで使用するスイッチングハブを購入するときにどういう基準で選べばいいかを実践してみました。ポイントは以下の5つ。

・VCCI クラス B
・金属機体
・温度
・消費電力
・ポート数


冷房が常に入っていないような室内でも安定して稼働するのはどれなのか、どれを選んでも一緒みたいな感じもするのですが、上記5点のような視点で選ぶと実は差があったりします。

各ポイントの詳細な説明は以下の通り。
まず今回の故障について。状態としては、いわゆる熱暴走状態のまま稼働し続け、ポートがいくつか一気にぶっ壊れてしまったらしい。通信できないわけではないのですが、パケットのロスが多すぎて転送速度がむちゃくちゃ遅くなっており、使い物にならない。

で、以下のページを参考にしてみました。今回は100Mbpsの家庭内LANを想定しています。


スイッチングハブ - [email protected]

ざっとまとめるとこんな感じになりました。

・VCCI クラス Aはだめ、VCCI クラス Bのものを選ぶ
→発生する周波数の違い。「VCCI クラス A」よりも「VCCI クラス B」の方が基準が厳しいため、どうせ買うなら「VCCI クラス B」を選ぶべき。各製品の「仕様」のページを見れば書いてあります。「VCCI クラス B」であれば、電気機器から10m以内にテレビやラジオが存在し、画面や音声のノイズが現れないレベルなので安心です。

・金属機体の方が当然ながら信頼性が高い
→丈夫さの問題と放熱の問題。スイッチングハブは電源を落とすということがほとんど無く、結果として「放熱し続ける」ことが前提の機械です。プラスチックは軽量な代わりに熱膨張率が大きいため、耐熱性の観点で問題があります。また、熱伝導度が金属よりも低いので熱が分散されず、局部的に過熱されやすいです。

・温度は通常のものは40度程度までしか耐えられないが、50度まで耐えるものが存在する
→これも仕様のページに書いてあります。部屋の室内が35度まで上昇する場合、機械の内部は40度を超えるのが普通です。しかも空調のない部屋であれば、室温だけで40度まで届く場合もあります。なので、50度まで耐える仕様であれば、一般的な室内使用時でも冷房なしで問題なく稼働してくれるはず。

・消費電力は可能な限り少ないものを選ぶ
→基本的に常に電源は入れっぱなしにする機器なので、できるだけ消費電力は少ない方が良い感じ。

・ポートは必要な数よりも多めに必要
→これは各環境に合わせる。必要最低限のポート数よりも2個ぐらい多い方が良い。もしかしたらあとでNASとか何か追加するかもしれないので。今回は8ポートのものにしました。

というわけで、まとめるとこうなりました。

・VCCI クラス B
・金属機体
・温度は50度まで耐える
・消費電力は可能な限り低く
・ポート数は8ポート


この条件で各メーカーのページを見ていった結果、残った候補は以下の4つ。すべてポート8個でVCCI クラス B、なおかつ金属。残る差は温度と消費電力です。順に見ていきましょう。

・「CG-SW08TXHG」製品仕様 | 株式会社コレガ
→電力4.2W、温度50度

・スイッチ&Hub 家庭向け | LSW-TX-8NS
→電力5.0W、温度45度

・PLANEX:PRODUCT:HUB:10M/100M:FX-08IMW
→電力6.6W、温度40度

・GH-EHS8MIN <コンパクトスイッチングHUB>
電力2.5W、温度50度

というわけで、最後に出てきた「GH-EHS8MIN」が消費電力、温度ともにかなり優秀なスペックであることがわかったので「グリーンハウスダイレクト」で実際に購入しました。送料無料で税込み3276円。ほかの販売店よりも高いのですが、メーカーの直販だけあって発送は素早い。8月20日に注文して8月21日に発送、8月22日には到着しました。

これが実際に届いた箱


中身


本体


LED表示部分はアップにするとこんな感じ


左右の側面には排気用の穴が。


裏面のポート部分


底面のゴム足はこんな感じ


実際に設置、順調に動いてます


結果、ネットワークでの転送速度が冷房下にない環境でも安定するようになり、ネットワーク越しでもきびきびとファイル操作できるようになりました。ぶっ壊れる前よりも快調に感じるので、かなり良い感じです。次は1000Mbpsの環境をそろそろ構築したいところですが、ノートパソコンが100Mbpsなので、そこから始めないと意味がないのがつらいところかも。

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in レビュー,   ハードウェア,   コラム, Posted by darkhorse

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