全長80kmあるパナマ運河を通過する様子を2分にまとめたムービー

太平洋とカリブ海をつなぐ海運の要衝・パナマ運河。2008年の年間通航船数は1万4702隻、通航総貨物量は3億960万トンということで2010年には受け入れ能力の限界を迎えると考えられており、2007年から新たに第3レーンの工事を開始、2014年の竣工時には約6億トンの航行量を見込んでいるそうです。
運河の太平洋側はカリブ海側に比べて海面が24cm高く、通航する船舶は3つの水門を通り全長80kmを8時間かけて通過しているそうです。今回紹介するのは、この通過の様子を約2分にまとめたムービーです。再生は以下から。
これは2003年5月8日に客船「レディアンス・オブ・ザ・シーズ」がパナマ運河を通航したときのもので、カリブ海側から太平洋側へ抜けています。
YouTube - Panama Canal Timelapse

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カリブ海側から運河を通航する船舶はリモン湾にあるクリストバル港のそばを通過。

まず、もっとも大西洋側にある閘門(こうもん)、ガツンロックへ入ります。閘門の開閉が見られるとあって、多くの人が展望デッキに出ています。

次はガツン湖を航行。

このあたりで雨が降ってきたため展望デッキが無人に。

ガツン湖最大の島、バロ・コロラド島。

パナマ運河がパナマ共和国に返還される前は米軍住宅があったというガンボア。

パナマ運河の工事責任者デイビッド・デューボーズ・ゲイラード大佐にちなんで名付けられたゲイラード・カット。

ペドロミゲルロック。ここは閘門が一つだけ。

ミラ・フローレス湖。ここまで来ればあとわずか。

ミラ・フローレスロック。太平洋に面した閘門で、太平洋の潮位が急激に変化するのに対応するためもっとも強固なものになっているそうです。

パナマ運河の太平洋側にあるアメリカ橋が見えてきました。これで通過完了です。

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