とんでもない理由でリコールされたワイン
偽装や農薬混入など、食の安全についての話題が尽きない今日この頃ですが、カナダではどうがんばっても逃れられない理由でワインがリコールされてしまったようです。
詳細は以下
CANOE -- CNEWS - Weird News: Wine bottles filled with water recalled
今回カナダの公営会社LCBOによってリコールされたのは2007年産のD'Aquino Pinot Grigioという白ワイン。ベネチア産で冷やすとオードブルにぴったりなのだそうですが、なんと出荷された中にただの水が入った瓶が見つかったそうです。ありとあらゆる化学検査を行った結果、ただの水道水であることに間違いないとのこと。「クリスマスシーズンでもあり顧客を失望させたくない」との判断から回収がかかり、空瓶を持ってきた人に対しては払い戻しに応じるそうです。
経営者のGeorge Soleasは問題は瓶の洗浄と瓶詰めを行う工場に問題がある可能性があるとし「誰かがイエス様が水をワインに変えてくれることを祈ったのかもしれませんね」と冗談をいったそうですが、LCBOではパート労働者による大規模な労働争議の最中であり、また売り上げの不振から高額商品の値下げを発表したばかりでもあります。あまり悠長なことを言っていられる場合ではないと思うのですが…
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