メモ

酔っていると美人ではない女性が美人に見えるのはなぜか?


お酒を山ほど飲んで酔っぱらってぐでんぐでんになり、翌朝に目覚めると隣に見知らぬ女性が寝ている……という経験をしたことがある男性諸氏も多いものと思われるが、この怪奇現象が発生するときに共通する事項として、「酔っているときにはなぜか美人ではないはずの女性が美人に見える」というのがよく知られています。つまり、認識能力が大幅に低下するわけです。これは「ビール・ゴーグル効果」と呼ばれるもので、マンチェスター大学の研究チームがこのメカニズムを無理矢理数式にしてしまいました。アルコール消費量、その場の空気の汚れ、相手の女性への照明の強さ、自分のその際の視力、そして女性との距離から算出可能になっています。

まだ酩酊状態になっていないうちにこの数式を活用して悲劇の再生産を防いでみてはいかがでしょうか。数式は以下の通り。
Howstuffworks "There's a mathematical formula for the "beer goggles" effect?"

BBC NEWS | UK | England | Manchester | 'Beer goggles' effect explained

これがその数式。βは1以下であれば効果なしとなり、数値が大きくなればなるほどアルコールによる補正がかかっていると言うことになります。1から50の間だとちょっとかわいく見えるようになり、50を突破すると美人に見え始め、100を突破すると絶世の美女に見えます。


An=アルコール消費量。単位はパイント。1パイントは473.176475ミリリットルです。
S=その場の空気の汚れ、0から10まで。たばこの煙などで曇っていればいるほど10に近くなり、曇っていない場合は0になります。
L=相手の女性への照明の強さ。通常の照度では150となります。暗いと数値が下がる。単位はカンデラ。1カンデラはおよそろうそく1本分の輝きです。
Vo=自分の視力。視力検査での値を入れます。めがねを外している場合は下がります。
d=相手の女性との距離。0.5メートルから3メートルまで、いずれかの数値を入れます。

この数式について過去の大激論は以下に。


スラッシュドット ジャパン | どれだけ飲めば美人に見えてくるのか

また、ビール・ゴーグル効果を期待して本当にビール瓶でメガネを作ったケースもあります。

Beer Goggles

なお、そもそも酒を飲むことができない下戸の遺伝子については以下を参照。下戸は特に新モンゴロイドの遺伝的割合が高い近畿地域ほどその割合が高いそうです。都道府県別では、三重県に一番下戸が多く、青森県と沖縄県ではもっとも少ないらしい。

モンゴロイド - Wikipedia

ということは女性から見ると、この数式を考慮して逆に意中の男性を落とすことも可能なのでは……。

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in メモ,   Posted by darkhorse

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