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ソニーがエレクトロニクス事業の不振で60%減益、ゲーム事業は大幅に改善


ソニーが先ほど発表した2008年度第2四半期決算によると、主力となるエレクトロニクス事業が単価下落や為替による悪影響を受けて不振に陥ったことにより、前年同期比で約60%の減益となったそうです。

また、気になるゲーム事業に関しては大幅に損益が改善したとのこと。

詳細は以下の通り。
Sony Japan|2008年度 第2四半期 業績説明会

この業績説明によると、ソニーの2008年度 第2四半期の決算において、営業利益が前年同期比-90.1%にあたる110億円となったそうです。純利益は-71.8%減となる208億円とのこと。


そして4月からの連結業績で見たところ、純利益は前年同期比-60.2%の558億円となるそうです。


2008年度 第2四半期決算の事業ごとの業績。エレクトロニクス事業の営業利益が前年同期比で500億円減少しており、ゲーム事業は前年同期比で500億円以上の損益改善を見せています。


エレクトロニクス事業の詳細。売上高の減少は0.6%であったものの、単価下落による原価率の悪化や持ち分法による投資利益の減少、為替などの影響を受けて営業利益が40.5%減少しています。


ゲーム事業の詳細。ハードウェアのコスト改善、ソフトウェアの売り上げ増加にともない、PS3ビジネスの損益が改善したほか、PSPの販売が好調であることを受けて、全体の損益が改善されています。なお、PS2はハードウェア・ソフトウェアともに利益に貢献したとのこと。


急激な円高や株価の下落、製品の価格競争などを受けて東芝が最終赤字384億円になるなど、ソニー以外の大手家電メーカーも苦しい戦いを強いられていますが、これから先どうなるのかが気になるところですね。

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in メモ,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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