東名阪自動車道で見られる「鳥飛来注意」の標識を確認してきました
以前、「日本では見られない10の変わった道路標識」という記事を掲載したところ、読者の方から「日本でも珍しい標識がある」というタレコミのメールをいただきました。高速道路の車線上には道路情報掲示板が設置されており、「横風注意」や「速度落とせ」などの表示が行われていますが、東名阪自動車道ではそこに「鳥飛来注意」というものが出るそうなのです。
情報によるとこれが見られるのは蟹江インターチェンジ付近で、他に「鳥注意」の標識も見られるとのこと。高速近くの木に白鷺が多く、ときどきぺっちゃんこになってしまった鳥の死骸を見ることもあるそうです。
実際に標識がどんなものなのか、そしてどれぐらいの白鷺がいるのかを見てきました。記事中には無残にも事故に遭った鷺の写真があるので、苦手な人は注意して下さい。
ということで、東名阪自動車道を東へ向かい一路蟹江ICへ。
IC付近でちらっと見かけた鳥。高速道路上からもサギが樹上に留まっているのを確認することができました。
目的地の蟹江ICに到着。
インターチェンジの周辺はこんな感じ。さきほど走行中にサギを見かけたインターチェンジの北側に回ってみました。
大きな地図で見る
すると、木の中ほどに巣を発見。詳しく探さなくても一つの木に4つ5つと巣が作られていて、すぐに見つけることができました。
木の上の目立つ場所に留まっているサギ。体が真っ白なため、高速道路からでも見つけられるわけです。
これはインターチェンジ出口のループの内側に留まっているもの。インターチェンジ全体が鳥のコロニーのようになっているようです。
また、体毛の白いサギだけではなく、ちょっと黒いもの(アオサギ?)も。
朝方や夜になるとエサをとるために一斉に飛び立つ姿が見られるそうで、中にはトラックにぶつかったりするものもいるために表示されているのがこの「鳥飛来注意!」。蟹江ICだけではなく、同じくサギがコロニーを作っている弥富ICの手前でも見ることができます。
鳥の姿と「鳥注意」の標識も取り付けられています。
周辺の道路には無残にも事故に遭ってしまったサギたちの姿が…。(クリックするとモザイクなしの写真が見られます)
東名阪自動車道で蟹江~弥富の辺りを走行する機会のある人は注意して下さい。
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