メモ

交通事故で亡くなった人の数を表示する道路標識は危険なので撤去


イングランドの北にあるノーサンバーランドには、交通事故で亡くなった人の数を表示する道路標識があるとのこと。しかし、標識がドライバーに危険性を及ぼすとして取り外されることが決まったそうです。

確かに小心な人が見ると運転が危うくなってしまうかもしれません。


詳細は以下から。BBC NEWS England Tyne Road death warnings now a hazard

1990年の初めにノーサンバーランドのA1号線標識へ、ドライバーへ交通事故死に対する理解を広める標識が20個設置されました。しかし、多すぎる標識によってドライバーは情報過多で苦しめられ、危険因子になると高速道路庁が主張し、年度末の決算期に全て取り外されることになりました。

標識の中には3年間の死傷者数を計上したものや、「Don't Speed.」とだけ書かれたものもあるそうです。


「取り外す予定の標識は1990年初頭に実験的に設置されたものです。しかし、研究によって交通事故に対する顕著な影響は出ないことがわかりました。最近の研究では、ドライバーが増加する情報に苦しんでいることが示されていて、標識が交通事故を防止するものではなく注意散漫にさせるものになっています」と高速道路庁のスポークスマンは述べています。

一方、英国自動車協会のスポークスマンは死傷者数を表示する標識がスピードカメラの位置調整に重要であると述べ、ロード・サービス団体RACのスポークスマンはリアルタイムな交通速度を表示する看板に取り替えて欲しいと述べています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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