禁煙がしやすくなる日本初の経口禁煙補助薬「チャンピックス」が登場
5月8日(木)から、ニコチン依存症の新たな治療薬として経口禁煙補助薬「チャンピックス(一般名:バレニクリン酒石酸塩)」が発売されるそうです。飲み薬として禁煙補助薬が販売されるのは日本では初めてのことで、保険診療も可能となっています。
詳細は以下から。
日本初の経口禁煙補助薬 「チャンピックス錠」新発売
-喫煙に伴う満足感を抑制し、タバコへの切望感を軽減-
このリリースによると、ファイザーが5月8日(木)から発売する経口禁煙補助薬「チャンピックス」は、従来の禁煙補助薬がタバコの代わりにニコチンを補充することによって禁煙に伴うイライラや集中できないといった離脱症状を軽減する「ニコチン代替療法」であったのに対して、脳内のニコチン受容体に選択的に働き、離脱症状やタバコに対する切望感を軽減することで、喫煙による満足感を抑制するというものだそうです。もしチャンピックスを服用中に喫煙した場合には、喫煙による満足感が抑制されるとのこと。
服用期間は3ヶ月で、気になる副作用は軽度の嘔気、頭痛、便秘。なお、2006年4月からニコチン依存症に対する治療への保険適用が開始されているため、治療にかかるコストが低減されています。
タバコをやめたいと思っている人にはいいかもしれませんね。
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