Seagate、自己暗号化機能を搭載した高耐久性で高信頼のHDDを発売へ
個人情報をはじめとして、さまざまな情報の保護が叫ばれている昨今ですが、HDDの大手メーカーであるSeagateから、自動で情報を暗号化する機能を搭載したHDDを発売することを明らかにしました。
また、耐久性も非常に高く、信頼性のあるHDDとなっています。
詳細は以下から。
Seagate Technology - SeagateR CheetahR Drives Enter New Habitat -- Self-Encrypting Hard Drives for Servers and Storage Arrays
このリリースによると、Seagateは企業のサーバー用途などに「Cheetah 15K.6 FDE」という3.5インチタイプのHDDを発売するそうです。これはHDD自体に暗号化機能を搭載することで、搭載する機器に問わずデータの機密性を高めることを実現したHDDで、廃棄したあとに第三者からデータを読み取られる心配も少ないとのこと。
なお、147GBと300GB、450GBの3モデルが用意されており、消費電力を自動的に最適化する技術である「Seagate PowerTrim」を採用しているほか、5年間の保証に加えて平均故障間隔(MTBF)は160万時間という高耐久性を実現しているとしています。
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