龍の女性や夜叉から狐仙まで、中国のやたらかっこいいファンタジー系妖怪画
中国の神話や伝説上の存在、妖怪などで特に有名なもの12種類を描いた作品がネット上で閲覧できます。どれもこれもかなりの迫力で、ファンタジー系のRPGなどに出てきそうな雰囲気を醸し出しています。
詳細は以下から。
中国最出名的十二妖精
中国十二妖精
「辟邪(へきじゃ)」と呼ばれているもので、魔除けの力があるとされており、これは神鹿をモチーフとしています。ここまで極端に擬人化されて美化されているのは珍しい。
これは牛頭馬頭のうちの「馬頭」の方。どちらも中国では冥土へ魂を奪う使者とされています。
その名の通り、「夜叉」。水とも関係があるのでこのようなイメージになっており、鬼神を食べるとされています。
これは「狐仙」(年を経た狐が行を積んで仙人の姿になったもの)。よく見るとちゃんと背景に月が出ており、色っぽく狡猾でありながら神秘的なものとされています。
「神通」、神通力を持った何か。詳細不明。
自殺した者の霊魂が変化した冥界の使者。無常鬼。
牛頭馬頭のうちの「牛頭」の方。あの世から逃走する罪人を捕まえるのが役目。
「判官」、日本で言うところの「閻魔」。冥土に来た亡霊に公正な裁きを下す。
龍の女性。羅竜王の娘であり、聡明さと利発さはかなりのもの。8歳の時、偶然に菩薩を聞いて竜宮城で法華経を唱え、竜の身でありながら仏陀の道を成し遂げたそうです。
「刑天」、中国の神話上の帝王「黄帝」と戦い、頭を切り落とされて埋葬されたが甦り、乳首を目に、へそを口に、そして盾と大きい斧を振り回して、黄帝と更に雌雄を決しようとしたほどで、最も抵抗する精神を備えていたということらしい。
「二郎」……って誰?かと思ったら、「顕聖二郎真君(けんせいじろうしんくん)」のこと。「西遊記」や「封神演義」にも出てきており、武神。
最後の「七郎」というのも一体誰?ということになるわけですが、どうやら「招宝七郎」のこと……らしい。
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