南太平洋の美しい島の所有権を約4000万円で購入できるらしい
南太平洋に位置するフィジー諸島は1000以上の島からなっていて、そのうち人が住める大きさのものは322。実際に人が居住しているのは106の島で、残りの216は他の島と離れていたり真水がないなどの理由から無人島になっています。そんな中で、一つの島の所有権が売りに出されています。価格は25万ユーロ(約4000万円)と、お買い得なのかどうなのかはよくわかりません。
詳細は以下の通り。
FIDSCHI - INSEL - 90 Hektar - Blue Lagoon Island Resort - (item 140123811370 end time Aug-28-07 07:22:47 PDT)
これが売りに出ているBlue Lagoon島。
島の大きさは225エーカー(約90万平方メートル)で、形は細長く、周りをサンゴ礁に囲まれています。そのおかげで潮の流れはゆるやかで、水温は年中27度ぐらいということもあり、マリンスポーツに理想的な環境になっているそうです。水は非常に澄んでいて200フィート(約60m)先まで見えるぐらい。
島はリゾート開発が8割方終えられていて、半年から9ヶ月ほどで完成予定。白い砂浜のある21の別荘群ができるそうです。現在の島の所有者は1994年に購入したそうですが、「Blue Lagoon島にはインフラが無くむちゃくちゃ不便だ!」というメッセージを送っています。この島を購入した場合、本人が別荘として暮らすのではなく、ここで別荘を貸すなどしてリゾート施設を経営するということになるようです。
飛行機から見たところ。
かなり出来上がっている別荘。
途中で開発計画を中止してしまっただけにも見えるが…。
石油備蓄施設なども完備。
フィジーやオーストラリアあたりではBlue Lagoon島のように売買される島が結構あるようです。俳優のマーロン・ブランドはタヒチのティタロア環礁を8000万ドル(約95億円)で購入して所有、メル・ギブソンもフィジーのMago島を1500万ドル(約18億円)で購入しています。それらと比べるとかなりお買い得に見えますが、この安さは一体…?
美しい夕暮れ。
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